発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

恐ろしいまでの疎外感  sense of humorの欠如  大統領

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    叫べ!!じゃなく歌え!!俺のたましいの叫び

 

 

 

 

 

僕はフィリピンのインターナショナルハイスクールに通っているんよ。

クラスの仲間にはドイツ、英国、アメリカ、中国、スペイン、カタール、インド、まあいろんな国の人がいる。

もちろんフィリピン人が一番多いんよ。

 

 

 

クラスが始まる前に自己紹介したんよ。

その時、多くの生徒が言っていたことば。

   「sense of humor」

特に女子は全員、「ボーイフレンドにはユーモアセンスを求めます」と話していたんよ。

 

 

 

テレビをつけても、ラジオを聞いても、そこいらの井戸端会議でも、官公庁のお役人と話しても、全員、相手を笑わそうとしているんよ。

これには正直参ったんよ。

 

 

 

じゃあ、吉本の芸人が得意とする所だって思うでしょ。

違うのよ、日本のはただ単に下品だったり、エロチックだったり、人を小馬鹿にしたりすることで笑いをとるんよね。

 

 

 

なんか、根本的に日本の笑いと外国の笑いの質が違うんよ。

 

 

 

で、僕はね、その事が一番苦手だと言う事を知っていたんよ。

小学校のときから、クラスのみんなが笑っているのに、自分だけ萱野の外やったんよ。

 

 

 

 

何?何?と周りのクラスメイトに聞き返してもだれも教えてくれなかったんよ。

 

 

 

中学の時もそう。

その事は僕の疎外感をますます助長させたんよね。

で、サポートセンターのスタッフの皆さんと一緒に過ごしている今も、その疎外感を感じます。

 

 

 

みんなが笑っているのに自分だけわからない。

僕が困っている様子を見て、「大丈夫ゆっくりやっていけば少しはわかるから」と言われたんよ。

 

 

 

時間がかかるけれども少ししかわからない。

絶望的だったんよ。

 

 

 

今は、「僕なりのスタイルを確立する」そのことで僕が楽しめる事ができると理解しているんよ。

ユーモアを理解する。

このことはとても大切な事。

 

 

 

ほんと、めちゃくちゃ大切なんやけど。

支援者の人や支援団体の人はその事わかっているの?

多分わかっていても、そこまで手が回らんやろうな。

 

 

 

ユーモアを理解するなんていうことは支援順位ランキングで圏外やろうな。

本当はとても大切なはずなのに。

 

 

 

アスペルガーの人たちの多くは僕みたいに理解できんのでしょ。

それならさ、仕事に就いても、余暇の時間も、恋人も、結婚生活も、家族の時間も疎外感を感じるばかりだ。

 

 

 

下記の文章は「01-Communications コミュニケーション&お笑い理論」からの抜粋です。

「広い見識を持ち、相手の気持ちをよく理解でき、状況に合わせて柔軟に対応できる人」です。これは会話能力、コミュニ ケーション能力が優れている人の共通点でもあります。

 

 

 

一般的にも「会話上手な人はユーモアセンスがある」といわれますが、それは正しいのです。なぜなら、 会話上手な人は自分だけの固定観念にとらわれず、相手の立場になって考えることができるからです。

 

 

 

会話は相手あってのものですから、自分だけが楽しいと思 うことを話していても、良いコミュニケーションはとれません。相手を優先させて、始めて「この人は自分の考えや気持ちを、よく理解してくれる人だ」という 感情が生まれ、その人に好印象を抱くのです。

 

 

 

つまり、人の気持ちを理解できる能力があるため、人を喜ばせるための方法を試行錯誤するうちに、自然と感性が磨かれていくのです。

 

 

自分でユーモアという言葉で検索したんよ。

はあ、厳しいな。

つまり、アスペルガーではダメ、ダメ、ダメっていうことなんや。

正直僕はまたまた落ち込んでいました。

 

 

 

なんでこんな話になったかというとさ、


ヒロさん、スタッフと言い合いでブログ放棄 大統領 - 発達障害な僕たちから

 

ひなママ

大統領さん、
あなたの文章も相当上手ですよ。
ユーモアがあって、人をクスッと笑わせて、
それで心が温かくなる、、、
大統領さんの文はそんな感じです。
二人とも、短い文で人の心に入ってくるんです。
すごいことですよ。
今日のチョコレートケーキの話も、
相当練り込んだ構想みたいに面白いですよ。
練ったのではなく直感で書いてるならもっとすごいことです。

 

 

ほめてくださったのは正直うれしいです。

しかし、どこがすごいのか僕にはわからんかったんよ。

ヒロさんのくだりはさ、ひろさんの事を正直に報告しただけなんよ。

 

 

僕がブログを書き始めてから、スタッフの人たちがちゃんと僕のブログを毎日観察していて、僕の理解に役立てようとしてくださっています。

 

 

 

それで、ぼくの中にユーモアのセンスがあるのではと感じ始めたスタッフたちは色々ともう一度詳しく調査したんよ。

 

 

結果はやはり NO SENSE OF HUMOR

(NO SENSE OF HUMORという事ではないです。BY Staff )

 

 

 

確かにこの記事も、日本のスタッフが直に反応してくださって、ユーモアのセンスがあるのではないか、あまりないと決めつけない方がいいと判断されたんよ。

 

 

 

まあ、ほんとに疲れるよ。

生きて行く事はほんとに疲れる。

ヒロさんがうらやましい。

 

 

 

また明日。

続きを書きたいんよ。

ちなみにヒロさん、青木さんからもらったお土産独り占めしました。

 

 

青木さんから僕たちにもあげてねと言われたのに、じぶんの部屋に持ち込んだ。

残しておくととられるという防御反応が効いたんでしょ。

1日で全部食べ尽くして・・・・

 

 

腹壊して寝ています。

 

 

じゃあね。

 

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