発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

程度の悪いアスペな俺 大学への謝罪の練習 ヒロ

 

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 7年前沖縄にてシュノーケリング前。「青木、おれがサメに食われてもいいのか!!」

 本当に お子さんでしたな。

 

 

 

 

俺がやった事に対して大学側に謝罪をしなければならない。

俺は程度の悪いアスペな男。

謝るといっても、謝り方がおかしいんだ。

 

 

誰が見ても俺の動作はおかしい。

だから、謝る練習をする必要があったんだ。

コーチはサポートセンター名古屋のスタッフたち。

 

 

ロールプレイ形式。

俺のような程度の悪いアスペな人たちにはロールプレイ形式が最善なんだ。

話を聞くだけじゃ何にも身に付かない。

それじゃあだめなんだ。

 

 

実際の現場に見立てて、スタッフも役割を演じて行う。

何度も何度も。

一体全体17才でこのサポートセンター名古屋と出会ってからどれくらいロールプレイをしてきたのか。

 

 

こんなにまでしないと、定型発達の人と同じ事ができない自分に少し腹が立った。

「でも、まてよ。こんなふうにスタッフの言う通りにやってきて、なんか問題を起こしても、解決してきたじゃないか」

そう自分に言い聞かせて、納得した。

 

 

 

演じるんだ。

俺は俳優だろ。

映画スターと共演した国際派スターだ!!

 

 

おい、バカ

おめえの出演時間は30秒程度だろうが。

セリフもひとことじゃあねえか、ちょい役だ。

それは、エキストラって言うんだ、覚えておけこのぼけなす!!

 

 

 

どこのどなたか存じませんが、教えていただきありがとうございました。

 

 

 

そう思ったら、なんか演じる事が楽しく思えてきたんだ。

でも、誤解しないでくださいね。

俺は心底反省していたんだから。

 

 

♩〜コンコン、「ヒロと言います」

「はい、入ってください」

スタッフが演じる大学の先生たち。

大学の先生方の控え室入室から始まる。

 

 

しゃべる時に目を見て話すと、俺はフリーズしてしまう。

だから鼻のあたりを見なさい。

何千回も言われてきた事。

 

 

それと、とても大切な事。

俺は緊張するとふてくされたような感じになるんだ。

それも気をつける事。

 

 

で、いつものビデオ撮影。
おれが、喋っているところを、ビデオで撮って、あとから見せてくれるから、わかることなんだ。
俺ってこんな風に見られてんだって。

 

 

まあ、こんな事は発達障害の支援の現場ではよく行われている事なんだけれど。
改めて、映像を見ると、「なんじゃあこりやあ」

マジ、やばいなって思うんだ。

いつものことなんだけれど。

 

 

3日間の練習の後、この働きを支援してくれているダバオ市の市民の皆さんの協力をあおぐ事にしたんだ。

支援してくれている人たちが経営するレストランやお店を大学と見立てて、実際そこへ謝罪をしに行くという設定。

 

 

事前に向こうさんにはスタッフが事情を説明してくれていた。

それもなんとかクリアーしていざ、出陣。

戦場に赴くそんな気がした。

 

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