発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

程度の悪いアスペな俺、彼女を傷つけてしまった。 ヒロ

 

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簡単に言えば、俺は「恋愛」なんかできない状況だったという事。

年齢は二十代だけれど、中身は小学生程度なんだ。

程度の悪いアスペな連中はほとんどそうだと思うよ。

 

 

むしろ、程度の悪いアスペなグルーブの中でもおれはたくさんのチャンスと支援を受けてきたと思うんだ。

ほとんどの、仲間は、こんなに支援は受けられないしね。

もっと自分のおかれた状況を感謝しなきゃあかんな。

 

 

サポートセンターのスタッフたちは一生懸命してくれて、もちろんその成果は驚くほど早く出たんだけれど、俺にはもっと多くの時間が必要だったんだ。

 

 

だんだん、彼女の中の俺に対する評価が下がっていった。

その事は俺も承知していたんだ。

「一体、この男なんなんだ」って思っていたろね。

 

 

彼女は悪くないんだ。

俺が悪い。

あのときは、ちがっていたけど、今ならそう思える。

 

 

あのとき・・・

俺はあった事を全部話すよ。

程度の悪いアスペルガーの人たちがどんな考え方、見方をしているのかを知ってほしいんで。

 

 

「おい、バカ、てめえだけだろ、こんな風に周りの人を巻き込んで不幸にしてしまうのはよ」

「俺だけなら、それでいいんだ。俺がこの世からいなくなればそれですむことなんだからな」

 

 

 

俺に彼女ができたという事で、俺は舞い上がってしまっていた。

しかし、その気持ちもそんなには長く続かなかった。

彼女といるととても疲れるように感じたから。

 

 

俺に対して、指示をするようになった、彼女。

「アニメはやめなさい、せめて映画にしなさい」

これが、「アニメ命」の俺にどれだけストレスになったことか。

 

 

俺が求めていたものは「指示」ではなく「支持」だったのに。

まあ、後になって、サボーセンターのスタッフたちとの反省会で理解できたことなんすけどね。

 

 

しかも、彼女は非常に情熱的で、1日30通くらいのメールと就寝前のLOVE LOVE コールをかけてくる。

就寝前の俺は、一人になって、ドラゴンボールの世界で遊んでいるんだ。

 

 

俺には、LOVE LOVE より悟空と一緒に敵を倒す事の方が大切なんだ。

 

 

彼女のイライラは日を増すごとに増えていった。

彼女の口調からもそれが伺えた。

 

 

彼女の話題と言えば「おいしいケーキ屋さん」「最新ダイエット情報」

「クラス仲間のうわさ話」

そんな事は俺に取ってどうでもいい事なんだ!!

 

 

事件が起きた。

彼女が俺に聞いたんだ。

 

 

「私って太ったかな?

「ああ、だいぶ太ったと思うよ」

「・・・・」

 

 

無言が続いた。

「どうしたの?」と聞く俺。

メールが来た。

 

 

「あなたは甘くない男、女の気持ちを察する事ができない最低な男」

「生きている価値なんてない」

 

 

「生きている価値なんかない」

「生きている価値なんかない」

「生きている価値なんかない」

 

 

瞬間的に、中学時代に逆戻りした。

ひどくいじめられた。

クラス全員の署名入り色紙をもらった。

「早く死んでください。BYクラス一同」

 

 

「おい、てめえふざけるな、言っていい事と悪い事があるだろう」

「さあ、謝れよ!!

「許さないからな!!

瞬間湯沸かし器になった俺は彼女に悪態をつきまくった。

 

 

翌日、彼女は学校を休んだ。

 

 

さあ、これから大きな問題に発展していくんだ。

 

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