2つの理由があるんよ。
1、 元々勉強ができない(IQが平均より下)
2、 人と関わるスキルが不十分
そんな男が大学に入ったらどうなるか、今起きている事は予測できた事なんとちゃうの。
ということで、NPO法人青少年生活就労自立サポートセンター名古屋のスタッフにインタビューしました。
インターナショナルハイスクール卒業で十分だったけれど、大学にも行きたいと言い出したので、家庭教師をつけて大学側とも話し合い環境を整えた。
人と関わるスキルがないので他の学生と小さないざこざを起こす事は事前に想像はしていた。
しかし、大学のような環境を作り出してそのなかで人と関わる練習をすることはできない。
だからその場で起きた小さないざこざをひとつひとつ処理していかなければいけなかった。
その為に、スタッフを大学に通わせる事を計画した。
ヒロさんの支援はとても難しいので支援ができるスタッフは限られていた。
しかし、いろいろな事情から実行はできなかった。
後期からスタッフを大学に通学させる。
そうすれば問題が起きてもその場ですぐに解決できる。
勉強の事で頭が一杯な中で、新たに人間関係を構築しなければならない必要も出てきた。
想定外だった事は、「恋愛」
見た目を徹底的に良くするように指導した成果が思いのほか早く出た。
最初につき合う女性は同じようなタイプなので、そのことでまた色々と問題が起こると想定していた。
その通りになった。
相手に振り回されて大変な状況に落ち入った。
今は回復時期だと思う。
そこで学んだ事を整理させ、次へとつなぐ為の期間。
という事はさ、短期間に今までにない事がヒロさんに次から次へと起こり処理しきれなくなったという事なんだよね。
その通り。
大学にうちのスタッフが通っていたら、ここまで色々と大変にはならなかった。
あのですよ。
普通はここまで個人情報は出さないじゃないですか。
ここまで色々と分析して、みなさんにお伝えする理由はたった1つ
程度の悪いアスペな人たちはどれだけの苦労があるかという事を知ってほしい為だそうです。
本人は頑張っているんです。
しかし、うまくいかない
決して怠けているわけじゃないんです。
発達障害の特性からくるものなんです。
発達障害をできない理由にしてはいけないと思うんよ。
だから、僕たちは頑張っているんです。
人の4倍頑張れば定型発達の人たちの仲間に入れる。
それがわかったヒロさんは必死に勉強している。
ただ、それだけの事何やけどね。
僕たちはこうしているだけ。
他の発達障害の人たちもこうしなさいとは決して思わないから、誤解しないでくださいよ。
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