6月24日に「アスペルガーの僕の自立」と題して日光市でお話をする予定でしたが、大学に在籍しながら、あまりにも日本に帰国しているので、入国管理事務所から待ったがかかりました。
入国管理事務所に話を伺いに行きました。
「お前、何しにきてるの?」
「はい、勉強です。」
「でも、お前日本とフィリピン何度も行き来しているじゃないか」
「僕にお話の依頼があるんです、まあ、講演会みたいなもんです」
「はあ、講演会?お前、今ここで話してみろよ」
「みなさん、こんにちは・・・」
「ばかか、日本語なんかわかんねえだろ、英語をしゃべれ」
「急に、英語でしゃべれって言われても・・・・」
「Hello everybody my name is ・・・」
「はい、はい、もういいよ。」
「お前日本に帰ってもいいけれど、就学ビザ取り消しね」
「どうしてですか」
「大学での勉強する態度が良くない」
とまあ、こんなやり取りがあったわけなんです。
僕は、イライラしたりしていませんよ。
まあ、これがフイリピンなんですよ。
期待していてくださいました、皆様、申し訳ありませんでした。
で、僕の今年度の講演会は全て中止となりました。
とほほ、収入0かいな。
一緒に行ったサポートセンターのスタッフが怒っていました。
「ヒロさん、やけに冷静だね」
あまりに、僕が冷静なのを見て、スタッフが言いました。
「いやあ、怒って何とかなるもんじゃないしね。ここは日本じゃないから、理不尽なことも起こるだろうし、まあ次のこと考えましょうや」
青木さんから電話がありました。
「やけに冷静だね。イライラしなかったんだね」
「まあ、フィリピンに残って、勉強しろという事何じゃないですか」
「心配して、電話くださったんすね。お心遣い感謝します」
「僕は大丈夫ですから」
もう一人のスタッフが言いました。
「ヒロさん、本当に変わったんだ!!」
「昔だったら椅子一脚ぐらい壊していたもんね」
まあ、褒められてうれしい程度の悪いアスペな俺の1日でした。
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