発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

なぜ出会い系サイトにお前は手を出したんだ!! ヒロ

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俺には友達が一人もいなかったんだ。

一人もさ。

クラスメイトに話しかける必要があって声をかけたら

「はぁ?ってな具合。

 

 

 

女子なんか目も合わせてくれない。

いや、俺の周り2メートル内には決して入ってこなかったな。

 

 

 

いや、まだこれはいいんですよ。

いじめで究極的にダメージを食らうのは

「無視」

 

 

 

これをやられ続けると、まじ「死んでしまいたい」って思うんだ。

自分の存在を否定されてしまうと、後がないんだ。

子どもに取っては「学校」がすべてでしょ。

 

 

 

家もあるけれど、俺に取って「家」は防波堤にはならなかった。

まあ、不登校やひきこもり家庭内暴力がある子どもの家庭のお父さんお母さんはどこも同じ接し方だと思うんだ。

 

 

 

で、学校でもうまくいかない。

家に帰っても親から「口撃 」 この言葉いいな

母親から「攻撃」されるんだ。

自分の安全地帯がない。

はい、これ大きな問題っす。

 

 

 

辛い現実から逃げる為にどうする?

「手首切るか」

「飛び降りるか」

深夜徘徊っていう手もあるな。

 

 

 

薬もね。

まあ一般的に男子の場合は「ゲーム」

または、「ネット」ね。

 

 

 

で、まあ、逃げ場所が見つかればそこに避難する。

学校に行かずに、自分の部屋閉め切って、ゲーム三昧。

日中は母親がいたりして寝るしかない。

 

 

 

深夜に誰の邪魔もされずにひたすら現実を忘れて、没頭する事がある事は本当に助かった事を覚えている。

ひたすら、ゲームに没頭。

 

 

 

しかし、俺は一人前の男になっていた。

頭の方は小学生程度だったが、体はいっちょまえに男になっていた。

当然「性欲」で悩まされていた。

しかし、夢見る相手がいないんだ。

 

 

 

学校で散々無視されて、特に女子から無視されると、「自分は男というより、人間として周りから認められていないんだ」という考えが頭を支配してくる。

 

 

 

「性欲」がある自分を認められないんだ。

「性欲」がわき起こっても、その相手なんかこの世の中には存在しないんだ。

 

 

 

そう言う考えに支配されるようになっていく。

もちろん、雑誌のグラビアなんか見る事もできなくなるくらい、自分に自信が持てなくなっていたんだ。

 

 

 

最近、俺は少しわかってきた事がある。

こういう状況に陥ると、取るべき2つの道。

今まで俺の前を通り過ぎて行った、支援されていた仲間達。

 

 

 

その彼らとの会話から重大な事を知ったんだ。

もったいぶってすみません。

また明日。

 

 

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