いや、実際「うわぁ」って叫んで受話器を置いた。
事務所のスタッフが朝、事務所に来たら受話器が欠けているのを発見した。
どうしたのか俺は知らないって言っておいた。
随分立って、感情が高まりすぎてしまい、受話器を力づくで元に戻したという事を教えてもらった。
自分では意識していないんだ。
気持ちが高まると、凄い力でいろんな事をしてしまうという癖がある。(横道それました)
気持ちが高ぶると独り言が増える。
自分では気づかない。
あるとき、スタッフが俺に秘密に俺の独り言を録音してくれた。
それを聞かされたときは、自分の独り言を信じる事ができなかった。
「これ俺じゃねえって」
「出会い系サイト」に繋がって、きれいな女の声を聞いてから、毎日がバラ色に変わった。
テンション上がりまくり。
だから、独り言のオンパレード!!
すぐにあのお方が気づかれた。
「ヒロさん、何かうれしい事があったみたいだね」
「えっ、そうですか、なんもないすけど」
ハッハッハ 凄いぞおっさん、既にこのとき腕利きのスタッフ達が俺の調査を開始していたんだ。
おっさん、CIAでも行けや!!
俺は考えたんだ。
話す事を考えたんだ。
でないとまた、慌てふためいて、受話器をおくことになるからね。
「怪盗ルバン三世」これがおれのニックネーム
名古屋大学医学部3年、身長175タッキー似
趣味カラオケ 車フェアレディZ
特技空手3段
新しいキャラクターを想像した。
これから起こる事を想像しただけで、叫びたい気持ちだった。
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