発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

発達障害支援 さようなら僕のおかあさん ヒロ

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突然のことで、僕はパニックになってしまいました。

お母さんが遠いところに行ってしまうなんて。

 

 

さようなら、僕のお母さん。

お母さんと呼ばさせてください。

僕がフィリピンに来て5年目になります。

 

 

 

お母さんは、始めから、僕のお世話をしてくださいました。

フィリピンに来ても、僕は少しの間は不安定でしたよね。

癇癪起こして、ドアを壊したし、大声出して管理事務所から苦情が来たこともあった。

 

 

 

英語の勉強が中々進まずに、夜眠れなくなったことも、生まれて初めて女性を好きになって、そしてお決まりの大失恋。

 

 

 

どんなときもそばにいてくれて、励ましてくれた。

冗談を言って僕の不安をどこかに吹き飛ばしてくれた。

一緒に夜通しつき合ってくれもした。

 

 

 

「自分を大事にできるのは自分だけだよ」

お母さんの言葉忘れていないよ。

 

 

お母さんですよ。

僕の。

卒業式にお母さんは大粒の涙を流して喜んでくれたよね。

 

 

 

あのときのお母さんの表情を忘れることはありません。

心から、ありがとうを言いたいです。

 

 

 

僕ができる精一杯のお返しは、大学を卒業して、就職して

自分一人でこの社会を生き抜いて行くこと。

大学卒業証書は真っ先にお母さんに見てもらいたいな。

 

 

 

結婚して遠いところへ行ってしまう、もう会えないかもしれないね。

でも、僕の心のアルバムにはお母さんの思い出があるから。

 

 

 

 

もう一度言わせてください。

ありがとう、おかあさん。

 

 

 

さようなら、おかあさん。

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