突然のことで、僕はパニックになってしまいました。
お母さんが遠いところに行ってしまうなんて。
さようなら、僕のお母さん。
お母さんと呼ばさせてください。
僕がフィリピンに来て5年目になります。
お母さんは、始めから、僕のお世話をしてくださいました。
フィリピンに来ても、僕は少しの間は不安定でしたよね。
癇癪起こして、ドアを壊したし、大声出して管理事務所から苦情が来たこともあった。
英語の勉強が中々進まずに、夜眠れなくなったことも、生まれて初めて女性を好きになって、そしてお決まりの大失恋。
どんなときもそばにいてくれて、励ましてくれた。
冗談を言って僕の不安をどこかに吹き飛ばしてくれた。
一緒に夜通しつき合ってくれもした。
「自分を大事にできるのは自分だけだよ」
お母さんの言葉忘れていないよ。
お母さんですよ。
僕の。
卒業式にお母さんは大粒の涙を流して喜んでくれたよね。
あのときのお母さんの表情を忘れることはありません。
心から、ありがとうを言いたいです。
僕ができる精一杯のお返しは、大学を卒業して、就職して
自分一人でこの社会を生き抜いて行くこと。
大学卒業証書は真っ先にお母さんに見てもらいたいな。
結婚して遠いところへ行ってしまう、もう会えないかもしれないね。
でも、僕の心のアルバムにはお母さんの思い出があるから。
もう一度言わせてください。
ありがとう、おかあさん。
さようなら、おかあさん。
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