発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

発達障害支援 これが程度の悪いアスペルガーの現実なんだ!! ヒロ

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一度、三人のアスペルガーたちが一台の車に同乗したんだ。

運転手は青木さん。

大変な渋滞と不慣れな道と、いい加減な道案内で、青木さんは運転に疲れてしまっていた。

 

 

 

いや、一番の原因はアスペルガー三人衆の会話にある。

兄貴分の俺(ヒロ)大須にあるアニメの店の話題を出したんだ。

そうしたら、弟分Aがその話題に反応した。

 

 

 

反応したのはアニメ店ではなく、大須という地だった。

俺は真面目に聞いていた。

しかし、Aの話題が大須のおいしいたこ焼き屋の事だとわかると、

自分の話題、アニメ店の話しを再び始めた。

 

 

 

いつもは寡黙な弟分Bが突然ぼっそと「大須の演芸場って潰れるって本当ですか」と聞いてきた。

寡黙なBが口を開けたんだからって言うことで、俺もそしてAも話を聞く体制に入っていたが、話題が演芸場だったので、自分達のトークを再開した。

 

 

 

突然車が路肩に止まり、青木さんはハンドルにもたれかかった。

三人衆が一斉に「青木さん、大丈夫ですか」と話しかけた。

青木さんは手を挙げて「大丈夫、ちょっと疲れただけ」と合図をした。

 

ほっとした三人衆は再びそれぞれの話題を話始めた。

アニメ

おいしいたこ焼き

大須演芸場

 

 

 

 

聞いてもらう必要なんかないんだ。

話がしたいだけなんだ。

青木さんがハンドルにもたれかかったままでも、僕たちの話は続いていた。

 

 

 

 

 

これが

 

 

 

 

俺たちなんだ!!

 

 

 

 

 

程度の悪いアスペルガーの現実だ!!!!!

 

 

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