児童相談所に相談をしていた父親が、病院を紹介してもらい、
俺は診察を受けた。
いろいろなテストをおこなった。
そこで、「衝動性をコントロールする訓練が必要です。」
「アスペルガー症候群」と診断された。
「何だそれ」最初のときは戸惑った。
父親は書籍やインターネットでいろいろと情報を探していた。
病院でのディサービスでいろいろとアスペルガーのことを教えてもらった。
要は、おれは「怠け者ではない」ということがわかった。
とてもうれしかった。
だって、いつもいつも、周りの人から、なまけもの、やる気がないとさんざん言われてきたから。
俺は、自分自身そんなに怠け者だとは思っていなかった。
今思い返せば、コンプレックスの湯船の中に浸かっていて、
そこから出ることができなかっただけなんだ。
お医者さんからサポートセンター名古屋を紹介してもらった。
そこで、24時間、365日の個別支援をこれでもかと言うほど受けた。
そこでも徹底的に、「おれが悪いんじゃない」教えられた。
もちろん、程度の悪いアスペルガーでも、あきらめずに、個別で毎日訓練していけば、成長できる。
それなのに努力することをあきらめてしまったら、それは俺の責任だということもわかった。
発達障害だからとそのことをできない理由にはするなと教えられた。
発達障害に携わってきた先人の人たちに感謝します。
「発達障害」というカテゴリーがなければ、僕も周りも自分を否定し続けていたと思います。
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