発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

発達障害支援 程度の悪いアスペな俺 母へのラブレター ヒロ

 

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おい、こらあ、誰の彼女がチンパンジーやねん!!

はあ、等身大の人形?妄想・・・・

まあ、みんな信じられないんだろうな。

 

 

 

おれ、怒ってないよ。

昔の俺を知っている奴らなら、目を疑うさ。

わかるよ。

 

 

 

そう言う俺が一番驚いてるんだから。

中学の時、女生徒から「ばい菌が移るから、近くに来るな」って言われてさ、ほんと悲しかったよ。

 

 

 

バレンタインディ?

クリスマス?

その日が近づいてくると、クラスの女子がそわそわしだすんだ。

 

 

 

でも、彼女達の視界には俺という存在はない。

ばい菌扱いされた事ってありますか。

俺の机の周りだけ異様に空間が開いていたんだ。

 

 

小学校の時、給食当番で皆におかずを配っていたら、皆がいらないって。

この時もこたえたな。

次から次へと昔の悲しい事が思い出されてくる。

 

 

 

学校で否定され、ありのままを受け入れてくれるはずの家庭でも否定された。

ヒロ、あんたは家族に暴力を振るった!!

 

 

 

そうだよ、かあさん。

それは謝る。

言葉で謝ってもゆるされることではないことは俺も知っているさ。

 

 

 

でも聞いて欲しいんだ。

最初から暴力を振るう子どもなんかいないさ。

心の底から、お母さんに求めていた、「愛」を受けられないと知ったとき、母に対する思いが、暴力になった。

 

 

 

いかん、涙が出てくる。

 

 

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