どの子も本当に可愛い、この子達を幸せにしたいんだ 貧困地区小学校にて
家庭訪問の当日
昨夜から何度も目をさましてろくに寝ていない。
でも、だるさより、興奮している自分に驚く。
朝飯もそこそこにジープに乗り込む。
朝6時に俺は彼女の家に着いた。
いつもの様に彼女の家族が俺を温かく迎え入れてくれる。
「お腹すいているでしょ。今直ぐ、朝飯の準備をするから待っていてね。」
彼女の母親の気遣いがぐっと来る。
昨日、奴らの視察に備えて、練りに練った、俺の指示書。
視察団が来たら、いい意味で驚かしてやりたいんだ。
「思ったより、いいんじゃないの彼女」
この言葉を奴らから出させたいんだ。
「お母さん、奴らは、こんな風に質問してきます・・・」
残された時間は6時間。
俺の運命が6時間後に決まってしまうんだ。
ヒロ、一生に一度の大勝負
乗るか、そるかの大勝負!!
いざ!!
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