発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

発達障害支援 程度の悪いアスペな俺 いじめられた過去からの解放 ヒロ

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大統領と呼ばれている男がいる。

若い日本人の少年がボランティアをしている事に、多くの人が驚いた。

ある人が、将来がある少年に大統領にでもなって、この貧しいフィリピンの現状を変えてみたらと言われた。

 

 

 

 

その時以来、彼のあだ名が「大統領」になった。

 

 

 

大統領は、自分の過去をひたすら、振り返る作業をした。

時には、忌々しい過去が、再び彼を苦しめた。

言葉にならない、叫び声を何度もあげていた。

 

 

 

 

突然、身近にあった物を思いっきり床に投げつけ、破壊した事もあった。

しかし、その作業は、無駄ではなかったんだ。

 

 

 

 

今、大統領は忌々しい過去から完全に解き放たれた。

忌々しいと思っていた過去が、実はかけがえのないものだったとさえ思えるようになった。

 

 

 

それだけではない。

彼の過去を振り返る作業は、他の人たちにも、恩恵をもたらした。

まずは、程度の悪いアスペな俺だ。

 

 

 

ひどくいじめられていた俺はいじめた奴らにいつか復讐してやる、その気持ちだけで生き抜いてきた人間だ。

凶暴と化した俺は、多くの人たちを傷つけた。

いつもサバイバルナイフを護身用に身につけていた。

 

 

 

 

そんな俺も支援を受け続けることで、氷と化した俺の心が溶けていった。

やがて、俺は、「許す」と言う事を知った。

 

 

 

 

「人を許す事は自分をも許す事」

それがわかったんだ。

俺は、変えられたんだ。

 

 

 

「いじめられた事は俺には宝のような物だ。」と今は思っている。

その事で鈍感な俺にも、他者の痛みが少しはわかるようになったからだ。

 

 

 

しかし、どうしていじめられたのか、どうしたら虐められなくてすむのかという事が問題だった。

もちろん、サポートセンターのスタッフから嫌になるくらい聞いてきたはずだ。

 

 

 

 

しかし、俺の頭ではうまく理解できなかった。

 

 

 

 

そこにあいつが、俺に語ったんだ。

自分の過去のいじめられた出来事を通して、大統領は俺に語った。

語り続けたんだ。

 

 

 

 

そうしてくれたおかげで、俺は自分の過去を冷静に分析する事ができたんだ。

 

 

 

「いじめられ続けてきた過去」からの完全な解放だ。

 

 

今日は難しい話をしてしまった。

今から、ちよっとインターネットカフェ行って「ドラゴンボール」を見てきます。

 

 

 

ちっす!!

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