勉強、運動、おしゃべり、容姿、やさしさ
小学校で問題になる事柄。
俺の場合。
勉強０、運動０、容姿０、優しさ３、おしゃべり０(押しの強さは１０)
低学年のときはまだ良いんですよ。
そんなに周りと差がつかないから、ついても目立たないから。
ところが高学年になると全てにおいて、大変な差をつけられてしまうんですよ。
だから、当然教師からは叱責ですよね。
クラスメイトからは「からかい」を受けますよね。
自分でわかってるんですよ。
皆から離されてしまったという事を。
でも、「こうすればいいよ」なんて、だれもその事に対して指導してくれなかったんですよ。
それどころか、叱責でしょ。
毎日、毎日、気が滅入ってきますよ。
家に帰ったら、「先生から呼び出しで、先生の前で恥かいたって」って母親が、かなきり声で叱責。
「どうすりゃいいんですか。」でしょ。
俺自身が混乱しっぱなしですよ。
わけわかんないままに、叱責、叱責。
だんだん、怒りや憎しみが出てきて当然じゃないですか。
「友達の中に入っていく事が必要です。もっと積極的にお友達の中に入っていきましょう」
通知表にかかれてあった言葉です。
それができない自分なんです。
まあ、あの当時のふつうの先生には理解できなかったでしょうね。
先生を責めるなんて俺にはできませんよ。
「一度かんしゃくを起こすと、手が付けられなくなります。」
こんな風に書いてもあったな。
パニックになって、叫んで、叩いて、噛んで、けり倒す。
こんな風になると、もう親も先生もお手上げでさ。
何か気に入らない事があると、こうすれば早いなって思ったんだ。
こんな事を繰り返していると、もう親も教師も疲れきっちやうんだよ。
俺と母親の前で、担任の先生が泣いたもんね。
「ごめんなさい、もう私にはこれ以上は無理です。」って。
母親もあからさまに、俺を避けようとし始めたし。
そんときの俺に必要なことは交通整理の様なものかな。
とにかく頭パンクでしょ。
交通整理をしてくれる人が欲しかったな。
今の状況をさ、説明してくれて。
あっ、その前に、まず、俺を落ち着かせてくれないとね。
一緒にゲームしようなんていうアプローチが一番良いだろうね。
当時の俺には。
んで、ゲームで盛り上がって、２人の間の距離が縮まったと感じたら、俺に優しく、どんな気持ちか教えてって言ってほしいんだ。
ゆっくりで良いから、あなたの気持ちを言葉で表現して。
こんなふうだったらな。
もっとましな人生歩んでいたろうな。
高学年の算数は全くわからなくて、死んでしまいたいって思うくらい、絶望したよ。
わかったことはさ、俺は屑だということ。
中学になってそれは確信に変わった。
発達障害のお子さんをお持ちのお母様方へ
どうすれば良いのかわかりやすく、ゆっくり落ち着いて子どもさんに話しかけてください。
叱責したら子どもはかんしゃく起こすでしょ。
そしたら次は子どもに体罰をするんでしょ。
体罰でおとなしくするかもしれないけれど、強い反抗心が芽生えますよ。
そのことで、親子間の関係も悪化する一方です。
とても難しい事だけれど、どうか、落ち着いて対処してください。
悲惨な目にあった、僕から心からのお願いです。
僕みたいな人間にはしないで下さい。
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