発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

発達障害支援 友達作りなんかいらないんだよな ヒロ

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    7年前の俺だ。不安と混乱の中にお前はいるが、大丈夫だ。

   7年後彼女もアルバイトもできている。お前は変わる事ができたんだ。

   7年前の俺に、優しく諭すように言ってやりたい。(サポートセンターにて)

 

 

サポートセンターに行くまでに随分時間がかかった。

行き始めたら、良かった。

家にいると気が狂いそうになるから。

 

2つの事を思っていた。

1つは友達ができること

2つ目は社会に出る事への不安。

 

友達はできない事がわかりました。

皆、個別でやっていたから。

お昼も、車の中で、個室で、近くのレストランでとみんなバラバラです。

 

ひきこもっている者同士で友達になんてなりたくないのが当たり前だった。

友達よりも、早くこの最悪な状況から脱出する事しか考えていなかったわけだ。

みんな目標に向かって、一生懸命だったんだ。

 

サポートセンターに癒されに来る人なんかいなかったんだ。

それがわかるまで数ヶ月かかった。

 

でも、僕はその流れに乗る事はできなかった。

サポートセンターでも、取り残されていく感じがした。

でも、家にいるよりは数万倍良かった。

 

サポートセンターで頑張って帰宅しても、母との怒鳴り合いは同じだった。

僕の支援担当者が、こう言った。

「一人暮らしをする時期だね。」

 

 

「自分の安全基地を作る事が大切。」だと言われた。

担当者が僕の父と話し合い、僕の一人暮らしが始まった。

 

もう後戻りはできない。

 

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