発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

発達障害支援 避難訓練が怖かった。

 学校生活では苦手なことがいくつもありました。

 避難訓練もその一つです。

 僕は先生の避難の説明が頭の中に入りませんでした。

 気づいたらみんな立ち上がって、スピーカーから流れてくるであろう緊急情報に耳を傾  けています。

  

 

 「火事です。火事です。皆さん。口と花をおさえ、しゃべらず、押さずに慌てずに、

   避難しましょう」

 

 

  僕は何をしていいのかわからなくなり、パニックになった。

 とにかくみんなの行動をまねた。

 右腕で左腕をつかみ、左手で口をハンカチで押さえる。

 

 息をしてはいけないと思ったので、我慢していた。いつまで我慢すればいいんだと考え  ながら、必死に息をするのを我慢していたら、みんなが急に廊下に出て行った。

 「速やかに避難してください」廊下に出て、校庭に出る。

 

 しかし、みんなと一斉に走り出すのが、僕にって恐怖なのです。

 いろんなことが、頭の中に入ってくると、何も考えられなくなり、パニックになる。

 一旦廊下に出て、すぐに教室に戻り、隅の方で小さくなっていました。

 

「5年生終了!! こらあ、6年生、低学年にまけとるじゃないか!!」

 校庭で体育の怖い先生が大声をあげていた。

「いない奴がいるなあ。・・・」とても怖い思い出。

 

 集団行動は何もできなかった。説明が頭に入らないのです。

 学校が怖かった。

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