発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

⑤サポートセンターからの連絡に「信頼」を感じた理由②八十助

八十助です。 私は30年近くひきこもった弟を持つ兄です。 30年近くひきこもった弟は、自立に向けてサポートセンターで支援を受けています。 その弟とその家族とのことを兄である私が書き続けます。 同じような状況のご家族のなんらかのお役に立てればとの思…

女性の支援は難しい!?東大

大丈夫!!僕でも大丈夫だったんだから。大丈夫だよ、みんな!! 30才前後の女性が今私たちの支援を受けています。 「生きている価値がない。」と思っていた女性です。 ひきこもっていたのです。 女性の支援はとても難しいのです。 サポートセンター30年間でも10…

〈拡散希望〉不登校の子を持つ親御さんにこの映画を!! 事務局

不登校?大丈夫!!あなたもケイラのようになれるから。 青木からこの映画を見るようにと連絡が入りました。 それで見に行きました。 見終わって、この映画は不登校の子どもを持つ親御さんにぜひ見せてあげたいと思ったのです。 私たちがやっている支援そのもの…

ゲームよりも現実が楽しい。元バード

元〈バード〉君が早くこのブログを終わらせたいと言っているので、前倒しして2日続けて彼の記事を掲載します。 青木さんにハゼ釣りに連れて行ってもらったんです。 それがとても良かったです。 たくさん釣れて面白かったです。 何が面白かったかというと、ハ…

ゲームの世界より現実の方が楽しいとわかった僕。元バード

元〈バード〉というあだ名をもらっていた者です。 今は、日本で学校に行っています。 学校は正直楽しいです。 学校はかなり楽しいな。 今は、家族と離れて暮らしています。 家族と一緒だと、僕も親もおかしくなってしまうので、離れて暮らしています。 でも…

かあさん、長いことごめんね。東大

50才を遠に過ぎた男。 30年間自宅にひきこもった男。 そんな男が社会復帰を頑張っている。 そんな話を聞いたら当事者の僕だってこう思っただろう。 「希望なんか持ってもその分失望も大きいんだ。やめた方が良いよ。」って。 でも、僕は見事に社会復帰を果た…

学校に行けて良かったと僕が思う点  ブン

僕は幼稚園、小学校中退の者です。 中学も、高校も1日も行っていません。 家でじーっとしていました。 親戚の人や祖母が心配してくれて、フリースクールやフリースペースに行ったけれど、一回限りでやめた。 理由は、僕が行く場所ではないと思ったから。 重…

訪問支援と11月度相談会日程 事務局

〈10月度相談会のお知らせ〉 下記の日程で東京と名古屋で無料相談会をおこないます。 代表の青木が東京を、他のスタッフが名古屋を担当させていただきます。 日時 東京 10月18日(金)〜21日(月) 名古屋 10月19日(土)〜10月29日(火) 午前9時から午後9時まで 1…

サポートセンターからの連絡に「信頼」を感じた理由①。八十助

「センターからの連絡に「信頼」を感じた理由」 八十助です。 サポートセンターのホームページから相談の依頼をしました。 「返事、きっと時間かかるだろうか」と思っていたのですが、驚くほどすぐに、青木さんから返事のメールが届きました。 そのことがま…

どうかお子さんを認めてあげてください。読者からの手紙

息子は保育園在園中、5歳の時に発達障害と診断されました。 早くに診断されたこともあり、そこから私は本を買いあさりとにかく発達障害について知識として勉強をしました。 療育にも通いましたが、療育の度に息子が我慢できないこと(訓練途中でイライラして…

サポートセンタースタッフ勉強会覚書。事務局

〈友人関係・仲間関係の維持〉のスキルは 意図的に仕組んで教えなければ定着しにくい。 1、仲間、周囲の人との関係において、トラブルをおこしたり、排除されたりという経験<うまくいかなかった>という経験があるから人とかかわることが怖い。 それを〈人…

僕のあだ名はロボコップ・バード君。今は本名で呼ばれている。元バード

バード君のことです。 バード君は今、学校に行っています。 「毎日忙しいけれど、楽しいです。」笑顔でそう答える彼は、中学校から学校に行っていません。 東大さんにブログで文章を書くという約束をしたことをずっーとなんとかしないとと思っていた彼です。…

僕は東京大学大学院を終了して30年間ひきこもった。東大

僕の母にそっくりなので驚きました。 僕は東京大学を卒業した。 そして東大の大学院に進んだ。 しかし、そこで大きな失敗をしてしまった。 僕は学生からとても人気のある研究室に在籍していた。 毎日研究に没頭していた。 やがて僕は失敗をする。 チームを組…

不登校の子どもは安全地帯に避難して、ひとつひとつ丁寧に教えてもらうと回復するよ。ブン

僕は小学校から不登校だった。 正確に言えば幼稚園も行けなくなった。 どうして行けなくなったのかは理由がある。 学校が怖かったから。 学校の何が怖かったのかというと、他の生徒のスピードについていけなかったことです。 集団行動がまるっきりできなかっ…

10月度ご相談会のお知らせ 事務局

〈10月度相談会のお知らせ〉 下記の日程で東京と名古屋で無料相談会をおこないます。 代表の青木が東京を、他のスタッフが名古屋を担当させていただきます。 日時 東京 10月18日(金)〜20日(日) 名古屋 10月19日(土)〜10月29日(火) 午前9時から午後9時まで 1…

③サポートセンターへの相談-本音は当事者よりも家族の不安解消。八十助

八十助です。 30年近くひきこもった弟は、自立に向けてサポートセンターで支援を受けています。 その弟とその家族とのことを兄である私が書き続けます。 同じような状況のご家族のなんらかのお役に立てればとの思いでいます。 バックナンバーもお読みくださ…

小・中不登校でひきこもっていた僕の今。ブン

僕もこのイラストが好きです。絶望の横には希望があることに気づいてください。 たくさんのお母さんたちが、ヒロさんの書く記事で励まされたり落ち着くことができたりしていたそうです。 そして、少し前から書いている僕のブログでも、ヒロさんほどではない…

海外短期支援と東京近郊での訪問支援を開始します。事務局

毎月東京で相談会を行っていますが、多くの方からお申し込みを頂いています。 その内訳は、中学生と高校生で占められています。 そして、その子どもたちの状況は私たちが日常で支援している人たちと比べると、重い状況ではありません。 それでも、ご両親は心…

ブログを書く時間がなくなてしまった。事務局

ブログを書けなくなってしまいました。 忙しいという言葉は使いたくはないのですが、その言葉しか思いつきません。 1週間に2回ブログが書かれなかった週はこの6年間なかったと思います。 ブログを書いてくれる当事者はいるのですが、その内容を読んで、そし…

子どもに必要な2つのスキルとは!!東大

私たちと似た働きをされている団体を見つけました。 https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20190910-00000220-nnn-soci このようなサービスを待っていた方もいらっしゃると思うのです。 特に、小学生や中学生には効果があるのではないでしょうか。…

カウンセリングについて マル

私たちの団体にご相談される方の何割かがカウンセリングを受けてみえます。 カウンセリングを受けながら、私たちの支援も受けたいというご要望も多いのです。 しかし、私たちはお断りしています。 それは以下の理由からです。 発達障害の当事者はいくつかの…

30年ひきこもっていた弟のこと。八十助

現在、センターに弟の支援をお願いしている関西在住の者です。弟は現在50代半ばになりました。 両親は健在ですが、ともに80歳を超えており、世の中で言われる「8050問題」を体現している家族です。そして私は兄です。50代後半です。 このコーナーで「ひ…

子どもが変わる手伝いをしてください、お母さん。

やらせてみる。それを後ろで見つめるお母さんのイラスト。 僕の昨日のブログの記事に、たくさんの人から共感のメッセージをいただきました。 「多くのお母さんが、学校に行けなくなった子どもの気持ちがわかりました。」と書いてくれていた。 ありがとうござ…

子どもの生きづらさを取り除くことが大切。ブン

<子どもの生きづらさを取り除くこと> もう1つ言いたいことがありました。 僕は生まれてきてはいけない人間だと思っていました。 それは、僕だけがみんなと違っているからです。 勉強ができない。 勉強ができないというより、先生が言っていることが理解で…

親の死後、大人のひきこもりの面倒を見る兄弟たち。 東大

名古屋での相談会に出てお話をご両親からお伺いしました。 また、訪問も2件させていただきました。 詳細はお話はできないのですが、できる範囲でご紹介いたします。 まず、思ったのはご相談された方のお子さんの年齢です。 20代・30代が1組、あとは全て小学…

海外短期支援が始まります。マル

ブログを書く人を当番制にしたのですが、なかなかうまくいきません。 ごめんなさい。 徐々に担当曜日に掲載する様にいたします。 さて、サポートセンターですが、正式名称は〈一般社団法人青年生活就労自立サポートセンター〉です。 少し前には〈NPO法人青少…

不登校だった僕が大学生になれたわけ。ブン

泣いてしまった僕です。 1、たくさんの同じ年齢の子どもと一緒にいても大丈夫な様にあらかじめ慣れさせておくこと。 「慣れさせて欲しかった!!」とあの時のことを思うと、僕はいらだちます。 僕は今、大学に行けているので、なおさら小学校の時になんとかで…

こうしたら僕は不登校にはならなかった。ブン

僕は不登校だった。 というより、ほとんど学校には行けなかった。 小学校4年以降は1日も学校に通っていない。 今僕は、フィリピンで大学に通っている。 小学校に行くことより、フィリピンの大学に行くことの方が難しいと一般の人は思う。 でも、発達障害な僕…

僕の話が役にたったそうなので、続きです。ブン

「たくさんの人からメールが来たよ。」ってスタッフの人から言われて、喜んでいる僕です。 僕は自分は頭が悪いし、スポーツもできないし、顔もよくない。 おまけに小学校から不登校で、ともだちは一人もいなかった。 親には「学校に行きたくない。」って言っ…

学校に行かなくても良いよ。だけではダメです。ブン

昨日は小学校に行けなくても、中学校があるよ。 中学校に行けなくても、高校があるよ。 「そんなふうに学校に行けなくなった子どもたちに話してほしい。」と僕は書きました。 要は、希望があることを子どもたちに伝えてほしいのです。 「『辛いなら、今学校…