2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧
大バカ野郎さんは、急遽転勤先に行くことが早まり、今引越しでドタバタしているそうです。 当分続きが書けないと連絡がありました。 フィリピンサイドは現在6月からの新学期に向けて、新しく入学した生徒の環境を整えたり、大学入学締め切りまじかの今でも、…
過敏な彼。 その彼をどうやって、少しでも慣れさせるかが1番の問題でした。 人によって差がありますが、多くの場合、年齢が上がるにつれて、過敏に対する反応が落ち着いてくるのです。 自然のままに任せるのではなく、さらに過敏さに対応することを、私たち…
とにかくじっとしていることができない子どもでした。 初めてサポートセンターの事務所に来た時のことです。 各部屋のドアを開けて中を覗こうとしたのです。 各部屋では、支援を受けている人たちが勉強をしていたり、パニックをおさえるために、静かにしてい…
私が日本で支援している青年の話です。 彼が、今通っている学校で、非常に良い成績を取ったのです。 そして彼は私の前でこう言ったのです。 「マルさん、僕はもう大丈夫だと思います。自信がつきました。」と。 彼の口からそんな言葉がこんなに早く出るとは…
「僕がフィリピンに帰るのはいつですか」と50代男さんから、問い合わせの電話が日本の事務所に入りました。 受け取ったスタッフからは「後のフォローをよろしくお願いします。」との伝言がフィリピンサイドにありました。 「もう無理なんです。辛いんですよ…
「東大さんや、ヒロさん、Mr.Joeは元気なんでしょうか?」という問い合わせを何件かいただいています。 大バカ野郎さんにブログを任せっぱなしでしたので、ちよっとここらで、近況報告をしておきます。 まずは、ヒロさんですが、もう1度入学した大学でしたが…
読んでくださった方が、とても多かったとサポートセンターのスタッフから聞きました。 下記の方がこの記事を紹介してくださったからです。 https://blogs.yahoo.co.jp/hirameki_7/38162814.h 青木さんに聞きましたら、時々「発達障害な僕たちから」の記事を…
<親を許さない>という考えに支配されていた僕。 その憎しみの思いは、自分自身をも縛り上げていた。 小学校でいじめられた時になぜ助けてくれなかったのか。 中学校のとき、技術家庭での提出物が作れなかった。 父親にどうすれば良いのか聞いたら、「母親…
親を許すことなんか、簡単にはできない。 したくなかった。 こんなふうにしたのは、親だと思っていたから。 小、中と不登校。 高校は1学期で退学。 そして長期ひきこもる。 その全ての責任は親だと思っていた。 僕がひきこもっていた時期には、許すなんてい…
朝食を食べているときに、色々と考えていた。 考えていたことは家族のこと。 家族といっても、今は母親しかいないんだけれど。 で、亡くなった父親と祖母と今でも日本で1人で暮らしている母のことを考えていたら、涙が止まらなくなった。 そのとき、頭の中で…
何度も同じことを書いています。 大切なことだからです。 発達障害の2次障害でひきこもった僕。 僕の状況は、恐ろしく自信がないと言う状況。 そして孤立していた。 同じ世代から孤立していた。 家庭でも孤立していた。 1人で自分の問題を抱え込んでいた。 …
私の個人メールアカウントにメールが届きました。 名前を見ても誰なのか思い出せません。 タイトルは「ご報告」としか書いてありません。 とにかくメールを見なくてはと思い、メールを開きました。 内容は簡単に言うと、4年前に支援が終了した人からの近況報…
僕の心の中には母親、なくなった祖母、父親に対しての怒りや憎しみが渦を巻いていた。 時々、昔の嫌な出来事を思い出す。 机を拳で叩く。 空中に拳を突き上げる。 「消えろ!!消えるんだ。てめえたち。」 大きな声で、そう叫ぶ。 時には涙が出てしまう。 「頼…
僕は母親を憎んでいた。 心の底から憎んでいた。 理由? 母親のくせして、自分の子どものことを理解できなかったこと。 理解しようと努力したけれど、その結果理解できなかった。 なら、まだいいんだ。 理解しようとしていたそぶりも感じなかった。 母親に対…
サポートセンターで支援を受ける中で、今までできないと思っていたことができるようになったり、工夫をすればできるようになったりした。 自分にとって、このことはとてもとても大きな出来事だった。 工夫をしようが何をしようが、どうしようもできないこと…
昨日の記事はとても反響が大きかったです。 10人近くの人たちからメールやお電話でコメントをいただきました。 コメントを下さったみなさん、ありがとうございました。 ほとんどの方が下記の箇所に教えられたと書いてくれていました。 要は親の考え方1つ。 …
日本の長期休みが終わった。 子どもたちは再び学校に通うことになる。 長期間学校に行かなくて良いことで、緊張が取れて、リラックスしていたに違いない。 一度緊張を解いてしまうと、再び戦闘態勢になることはなかなか難しいと、元不登校児の僕は思うのです…
僕は同世代と比べて、できないことが山ほどあった。 小、中と学校生活はひどいものだった。 失敗の連続で、僕の肯定感はなくなってしまった。 だから、僕は自殺をしようとした。未遂に終わったけどね。 これからの人生に希望なんて持てなかったから。 そして…
6年前に、僕は今まで住んでいた場所を離れた。 離れてから回復への支援を受けた。 環境を変えることで身につくことがある。 今思うと、本当にそうだと思える。 環境を変えることはとても大切なこと。 「心機一転」という四字熟語があるように。 「周りはみん…
持ち物全てに住所を与えましょうと支援スタッフに言われた。 僕は同じ年齢の人たちと比べてできないことが多すぎる。 そしてできないことで困っていることがあった。 その1つが、片付けです。 片付けることができない。 一日の中で物を探している時間が多い…
小、中とクラスのみんなについていけなかった。 同じ年齢の人と比べて、できないことが山ほどあることがわかった僕。 小、中の時。 ついていけないと感じた。 これから先は、もっと大変になって行くんじゃないかと想像したら、もうパニックになった。 パニッ…
僕は怠け者だといろんな人から思われていた。 「ふざけている。」と小学校の先生に言われた。 中学校の先生には「もっとやる気を出しなさい。」と言われた。 母親からも、僕を否定する言葉を言われ続けた。 そして僕の自己肯定感はズタズタになっていった。 …
自己理解というのは頭の中を整理するということでもあります。 小学校、中学校、高校と頭の中がぐちゃぐちゃでした。 そんな状況でも、学校生活は進んでいくのです。 だから、僕の頭の中は混乱が混乱を産むという状況でしたね。 どうしたらいいのか、もう何…