発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

長期間ひきこもった40歳間近の演劇青年Bさんのこと 青木

子どもが笑えば青年も笑う 1年前に一本の電話が私の携帯にありました。 Aさんとします。 「長い年月ひきこもっていてもう直ぐ40歳になるおいっこのBのことで相談に乗ってください」との内容でした。 「サポートセンター名古屋のパンフレットにボランティア活…

より良い支援団体に出会うには ゴリ男・ヒロ

お母さんも親戚の方も子どもに関われないとしたら次はどんな方法があるのか? ここから先になるとおいらは全く思いつかないんだ。 だから青木さんに電話して、続きを書いて欲しいと言ったら、「自分が書き出したことなので、自分で書いてごらん。」と言われた…

学校の勉強がわからなくなったらこの手はどうだ ヒロ

お母さんと息子さんがすでに仲が悪くなっている場合はどうすればよいか。 違う人を支援者として探さなければなりません。 まずは親戚の方をあたってみましょう。 高校生や大学生の方がいれば良いです。 その人に発達障害のことをお伝えして、関わってもらい…

学校の勉強がわからなくなったら塾よりお母さん先生!!

学校の勉強のことは以前何度も書きました。 「予習命」「4割理解できたらそれで良し」なんていうことを書いたつもりです。 すみませんがどこかに記事がありますんで読んでみてください。 あと付け加えるならば、毎日の小テストですかね。 これやると絶対にい…

発達障害と診断されても不安になることなんか何もない!! ヒロ

左が敦子先生で右が巨デブ17才の俺。一人暮らしができているかのチエック 昨日の青木さんの記事を読んで驚いた。 60才でフィリピンに永住する人とはこの人です。 教師生活40年あつこせんせえ 〜 10年前に俺の家にわざわざ訪問に来てくれ人。 何度も何度も手…

60歳からの新しい旅立ちに驚いた。 青木

海外留学のお問い合わせを引き続いていただきます。 3割ぐらいの方々が発達障害やひきこもりとは関係ない一般のお子さんたちの留学相談です。 ヒロさんでも大学に通っていることを知り、私の子どもでもやれるのではと思われてのお問い合わせです。 確かに日…

おいらには食堂のオヤジが一番似合っているんだ。 ヒロ

「青木さんから今回の失敗した事例は出さない。」との連絡がきました。 まあサポートセンターの考えですからね従います。 で、まあ、そのなんといいますか。 論文も提出して今は少し気が抜けている俺です。 6月から4年生の授業が始まります。 そしてまあ後期…

何度も失敗するアスペルガーの俺。またやった。ヒロ

以前俺は失言をしてしまいました。 この方のブログにコメントを書いたのですが、その内容がブログ主さんの書いた内容を否定するような書き込みだったのです。 ネット依存から子どもを救う6箇条 | ~金のたまご 発達相談~ もちろん俺は尊敬するブログ主であ…

程度の悪いアスペな希望の星として ヒロ

ハゲから電話があった。 「来週仕事の件でヒロさんと会うから」 突然のことだ。 「俺は何も悪いことはしていないから、神様に誓ってだ。」 「日本人の生徒だからあらぬ噂を立てられているに違い無い。」 「俺は無実だからな」 まてよ。そんなことは誰もが知…

一本の相談のお電話。   青木

私の携帯電話が鳴りました。 (設定は作ってあります。) 「サポートセンター名古屋さんですか?」 「はいそうです。」 「ひきこもっている子どものことでご相談にのっていただきたいのですが、明日はお時間ありますか?」 「お電話ありがとうごさいます。まずこ…

長年ひきこもっていたAさんに期待します  青木

Aさんと10日間一緒にいたことでわかったことは次のようなことです。 1、不自由なく会話ができる 2、相手を思いやれる 3、状況を楽しむことができる そのことでAさんは発達障害の二次障害というより「じっくり考えて行動する」という彼のペースが周りのペース…

死ぬことをやめた先に見つけたものとは?Aさん。 青木

♪〜 粋な黒塀 見越しの松に 仇な姿の 洗い髪 死んだはずだよ お富さん 生きていたとは お釈迦さまでも 知らぬ仏の お富さん エーサオー 源冶店(げんやだな) (「お富さん」から歌詞を抜粋) 懐メロで聞いたことがある曲です。 歌い終わったAさんにどこで覚えた…

20年間ひきこもっても大丈夫だったAさん 青木

中学から行けなくなってそのまま中高年までひきこもってしまった人。 皆さんはどのような想像をしますか? 私たちの想像? 想像通り仙人のようでした(笑) 今は本人にそう言っても、笑って聞き流してくれるまでになりました。 「中学からひきこもってしまい20年…

困った現状になってきました 青木

昨年末に沖縄に事務所を立ち上げてそこで支援活動をしていく計画をしていました。 ところがこの2ヶ月間で海外留学の依頼を30件ほど頂いたのです。 以前から支援を継続している人たちの中で5名がすでにフィリピンに渡っています。 今月までにあと2名がフィリ…

小さな希望を見出したAさん 青木

彼は中学からみんなについていけなくなり、そのまま長期間ひきこもってしまいました。 昨年、ご両親が私たちの講演会「大人のひきこもり」を聞きに来られました。 「この支援なら、息子は再び社会に戻ることができるようになる。」 そう思われたご両親は、私…

これが支援の難しさ 青木

もう一度、先日のケア会議の事を考えていました。 素晴らしいひとときだったので忘れる事ができません。 smilehousejapan.hatenablog.com smilehousejapan.hatenablog.com 支援がうまくいくかどうかは、本人の状況について親御さんと医療サイドと私たちのよ…

亡くなった父との思い出 ヒロ

成績表が俺の手元に戻ってきて俺は真っ先にハゲに電話した。 俺もシャイボーイだから、違う要件で電話したさ。 「で、成績表が返ってきたんですけれどね」 「あっそうなんだ」 のりが悪いハゲです。 「やりました!!全部が「優」です。」 「・・・・・・よか…

皆さん大変な事が起きています。ヒロ

このイラストが気になる。本当の女性なんだろうか おまたせしました全国5000人のブログファンの皆様 帰ってまいりました。 そう程度の悪いアスペな俺です。 ビッグニュース!!ですよ。 俺の大学に6月から5名の新入生が日本から来るんです。 つまりみんな…

支援をやめたいと思う時 青木

たくさんのコメントをいただきます。 (メールで直接、寄せられるコメントは載せてはいません。それ以外の方のコメントは掲載しています。) ほめられると嬉しい反面、自分の心の中にある葛藤があぶり出されてきます。 それは次第に大きくなっていき、(この…

大学に行けなくなった時に考えなければならないもっとも大切なこと 青木

「大学に行きたいのに行けなくなった。 どうしたらもう一度行けるのか?」 そのような相談を受けて、私たちのアドバイスを実行されたことで、実際に復学できた事例をお伝えします。 しかし、回復できたのは、いずれも数ヶ月間の不登校というケースのみです。 …

大学に行きたいのにいけなくなった人への対処法 青木

私は青少年生活就労自立サポートセンター名古屋という団体で代表をしています。 発達障害の二次障害でひきこもってしまった人や家庭内暴力などで困っている人たちの支援をしています。 毎年ゴールデンウイーク明けから学校に行けなくなったという相談が増え…

ゴールデンウィークが明けた。でも大学には行けなかった 青木

大学生活で一番怖かったことはお昼を食べることです。 自分が食事をしているところを他人に見られたくなかった。 誰かと一緒に食事をすることも苦痛だし、たくさんの中で一人で食べることも怖かった。 授業の最中も早く食堂内の一人用の席を取ることばかりに…

高校も辛かったけれど大学はもっと辛かった 青木

授業が始まる前に教室をのぞいた。 階段形式のとても大きな教室を見て不安になった。 両サイドの席なら大丈夫だけど、間に挟まったらパニックになる。 授業が始まる前に安心できる席を確保しなればならない。 問題は授業開始の何十分前なら好きな席を選べる…

大学に行かなくちゃ、行かなくちゃ 青木

(履修届けを早く出さないといけない。) 二度目の登校で学生課に行った。 朝一番の電車には乗れないので、昼前の電車で登校した。 学生課には担当職員がいた。 「すみません。履修届けを出していないんですけれど・・・・・・」 「えっ! 1年生? 」 「ほと…

ゴールデンウイークが明けて僕は大学に行けなくなった 青木

入学式には怖くて出席できなかった。 たくさんの人がいるかと思うと足がすくんで家から出られなかった。 夜になると(明日こそは大学に行こう!)と思い床に着く。 しかし、朝になると不安が強くなり行けない。 初めて大学に行けたのは、4月も半ばを過ぎた頃…

ケア会議の興奮冷めやらず!! 青木

ケア会議は、前半が私たち支援者側と病院側との話し合いで、後半がご家族を交えての話し合いでした。 病院側と支援者側で、現状の確認と今後の支援の方向性を確認した後、ご家族への話し合いに臨みました。 大切なことは、ご家族が当事者の状況を正しく理解…

心に残るケア会議でした 青木

支援している人が病院に入院しました。 その病院の担当医からケア会議をしたいとの申し出をいただきました。 そのケア会議の内容が素晴らしかったので皆様と分かち合いたいと考えました。 また、皆様から支援に関する情報をいただきたいという思いもあります…

グレーゾーンの人の生きづらさとは 青木

銀行にも行かせています。 ヒロさんです。10年ほど前です サポートセンター名古屋で支援していた30代半ばの青年がいました。(設定を変えています) 高校卒業後13年間ひきこもっていた方です。 アスペルガー症候群と診断されていました。 その方の支援を3…

小さな団体ですが毎日頑張ってます!! 青木

大統領は勉強が大変になってしまい、授業のあとはダウンしてしまっているそうです。 ブログどころではなくなってしまったのでしょう。 時間があったら続きを書いて早く終了して欲しいです。 Yさんも仕事が大変になっています。 やはり中国人相手は難しいんで…

沖縄での支援報告 青木

沖縄で支援の場を作っています。 発達障害の二次障害でひきこもり、家庭内暴力、非行になっている人たちの支援の場です。 回復途上の彼らが孤立している子どもたちや自分の過去と同じように悩み苦しんでいる人たちの支援に回ります。 また沖縄で地元に貢献で…