「日本でのコロナウィルスの状況は落ち着いている。」と母との会話で知りました。
ホッとしています。
しかし、ここフィリピンのセブ市は、2ヶ月以上に渡り、ロックダウンをしていたにも関わらず患者数は増加の一途です。
24日には、市内の病院で収容できる人数を超えてしまい、近隣にある病院に患者を搬送しているそうです。
近隣には大きな病院はありませんので、間も無く医療崩壊が始まるとテレビのニュースが伝えていました。
大統領が会見において、名指しでセブ市長を批判して、国が管轄するとのこととなり、マニラから軍隊が続々と派遣されています。
市内には装甲車が走るようになりました。
今週末から食料の買い出しも週2回程度だけとなり、それ以外は外出が許可されないとのことです。
違反した者は逮捕されるとのことです。
このようになった原因ですが、僕の彼女が言うには以下の通りです。
1、狭い家に大勢の家族が密集しているので、1人が感染したらすぐに全員の家族が感染する。
また、隣家との距離もとても近くてあっという間にその地域に広まる。
2、素手で食事をとる文化。
半数近くの人たちがいまだに素手で食事をとります。
3、下水設備が整っていません。
4、ソーシャルデイスタンスどころか、ハグをするのが当たり前の文化です。
マニラとセブに十数年住んでいる青木さんに言わせると、セブとマニラは大きく違うということらしいです。
マスクをしないで買い物に来ている人たち。
ソーシャルディスタンスを守らない人たち。
決められたことを守ろうとしない人たち。
このような事態になったのは当然のことです。
どこかの政治家が「民度が違う。」と言ったそうですね。
それはひどい言い方ですが、意識が違うことは確かだと思います。
青木さんが言っていました。
小学校の時「♫〜 石鹸で手を洗おう!!」という歌がよく流れていて、全校生徒が手を洗うという時間があった。
日本の教育はそういう意味で、効果があったんですね。
頑張れセブ市。
これをきっかけとして、意識を変えていきましょう!!
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