発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

2つの支援。医療と教育 程度の悪いアスペな俺

 

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フィリピン航空に就職した大学の同級生。空港内で偶然の再会



 

環境を変えることがとても大切だということを書き続けている俺です。

と言うより、日本でうまくいかないならば、環境を変えてみるという選択肢しかないと思うんですが。

 

 

うまくいかないからと言って、医者に連れて行き丸投げという選択肢はありなんですか?

医療と教育では、カバーする面が違うと思うのです。

 

 

「眠れない」と強くい言い張る人がいました。

眠れないことの根本的な理由があるのです。

 

 

小学校から高校に到るまで、ひどくいじめられ続けてきたその人は、また誰かにいじめられるのではないかという不安な気持ちが一日中解けずにいました。

 

 

それで、眠りやすくする薬を処方してもらっていたのです。

薬のおかげで、眠ることはできますし、気持ちをリラックスさせる薬も服用していました。

 

 

でも、薬は対処療法なんですよ。

根本的な問題の解決は医療にはできません。

解決するのは教育の分野なのです。

 

 

ここ間違えてしまう人が多いです。

 

 

 

 この団体は、支援の依頼があったら、誰でも支援をするわけではありません。

 

 

中には医療でしか対処できない人たちもいるのです。

この団体のスタッフは医療従事者ではないです。

あくまでも教育という面での支援をしています。

 

ですから、この団体は最低2週間から1ヶ月間当事者と共に過ごして様子をみるのです。

 

 

最初に医療が必要なのか?

それとも教育なのか?

判断をしないといけないのです。

これはとても難しいことです。

 

 

1ヶ月間も一緒にいますと大抵のことはおぼろげながらわかってきます。

その上で支援ができるのかどうか判断するのです。

 

 

お試し期間で支援可能となり、支援が開始されて初めて支援ができないとわかるケースも残念ながらあります。

俺はそんな人たちと一緒にいましたから。

 

 

「霊が見える。」と言う人たちが多いですね。

そんなことを言われてしまうと、もう支援どころではありません。

相談する場所を間違われたんだと思います。

 

 

中には、フィリピンまで来てとても楽しんだあとで「誘拐されてしまいました。」と日本の外務省に嘘を言い、救助の要請をし、外務省からフィリピンの日本大使館に連絡が行って、青木さんたちが御用となったケースもありましたね。

 

 

大変でした。

まあ、全て狂言だったのです。

後から日本大使館側から丁寧な謝罪を受けましたよ。

 

 

そのとき、俺だけ1人違うマンションに住んでいましたので、青木さんから「国会議員の先生(この支援を応援してくれている先生)に連絡をして、フィリピンにある日本大使館の大使に直接電話してもらって。」とお願いされたのですよ。

 

 

このときお試しで来られていた方はその後入退院を繰り返しておられます。

実際、医師から精神疾患の診断を下されていたのですが、残念ながらそれがうちの団体には届いていませんでした。

 

 

この話題は独立してまたお届けします。

支援ってほんと大変なんですから。

 

 

 

医療と教育。

医療が必要ならば、まずは医療のお世話になることです。

医療を恐れることはありません。

もちろんセカンドオピニオンはとても大切です。

 

 

俺の場合、初めてかかった医者が「発達障害なんていうもんはあらへん!!」と自信満々に父親に説教した人でしたから。

医者でもそんな人たちがいるのですよ。

 

 

今はインターネットがありますから、よーく調べて信頼できる医療にかかりましょう。

 

 

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