発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

お母さんを責めないでください。程度の悪いアスペな俺

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発達障害と診断された俺。

アスペルガー症候群ADHDを持っていると言われた俺。

 

 

小さい頃から行動や発言が変でみんなから疎まれた俺。

で、2次障害で不登校・ひきこもりになった。

おまけに家庭内暴力で家から追い出された。

そんな俺は支援を受けて社会に戻ることができた。

 

 

 

 

お願いします。

お母さんを責めないでください。

 

 

散々、周りから子どものことで責められて、心身ともに疲れ切っているお母さん。

そんなお母さんを受け止めてあげてください。

俺からのお願いです。

 

 

たくさんの保護者の方とお会いした俺です。

ほとんどのお母さんが心身をすり減らせて、僕たちの相談の場に来られます。

 

 

青木さんは保護者の方のお話をひと通り聞いて、こう話します。

「今までお1人で頑張って来られましたね。でももう大丈夫です。1人ではないですよ。」

 

 

そうすると、それまでの緊張が一気にとけて涙ぐむお母さんです。

青木さんは目をつぶります。

この男が1番泣きますからね。

 

 

「これからは1人じゃないですからね。」

この言葉は素晴らしい。

俺も涙ぐんでしまいます。

 

 

 

俺は母親に怪我をさせてしまった。

家族にも散々迷惑をかけてしまった。

でも、親と離れてフィリピンに来て、学校に行き、友達もできて落ち着いてきたら、過去に自分がしたことを深く反省するようになった。

 

 

心から母親に謝りたかった。

あんなことをしてしまった俺だから、ちょっとやそっとでは許してくれないし、俺が本当に変わったことも納得してくれないと思った。

 

 

だから、インターナショナルハイスクールを卒業したときに、その卒業証書を見せたらきっと俺が真人間になったことをわかってもらえると思ったんだ。

 

 

でも・・・。

「お前の荷物は全て青木さんの部屋に送った。家には、お前に関するものは何もない。わかってくれ、いつかその時が来るから。」と言われた時は泣いてしまった。

 

 

で、俺は大学に進んだ。

母親に真人間になったことを証明したかったこともあって。

 

話が飛んだ。

 

前に「子どもはお母さんを恨んではいない。」と言う記事を書いた。

 

http://smilehousejapan.hatenablog.com/entry/2020/06/02/095922

 

 

だから子どものことで、必要以上に自分を責めることはやめてほしい。

子どもは回復するまで、「親のせいでこうなった。」とか言い続けますけれど、受け流しておけばそれでいいです。

 

 

下手に議論の場に参加したらダメなんです。

言い訳したら火に油を注ぐようなものなのです。

どんなにお母さんの言い訳が正しくても、本人は決して納得しないのですから。

 

 

特に僕のようなタイプは、そもそもそんな状況で落ち着いた会話なんてできませんからね。

気をつけてください。

 

 

また、姑さんや1番理解してほしいご主人からも辛く当たられるお母さん。

そんなお母さんの側に立ってくれる人たちがこの世にはいるのです。

きっとあなたの周りにもいるけれど、そのことに気づいていないだけかもしれません。

 

 

嘆き悲しむのではなく、探してくださいあなたの応援団。

 

 

見つからない時は、この団体にでも電話してみてください。

 

 

では。

 

 

 

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