僕は検査を受けて、〈発達障害〉の診断名をもらった。
その後、医者や病院のカウンセラー?から今後の生活を送る上での注意点を聞きました。
はい、それだけ。
「デイケアーセンターに来るといいよ。」とも言われたので、見学をしたけれど、行きたいとは思わなかった。
そして、ひきこもる。
母親が発達障害やひきこもりに関する書籍を購入しては、僕の部屋の前に置いていった。
僕は、ちょっと目を通して、そのままにしておいた。
内容がつまらなかったから。
診断名をもらっても何も変化がなかった僕です。
サポートセンターの人と母親が会っていることは、聞いていた。
そして、僕がサポートセンターの人に会った時、きっと発達障害のことを何か言われるかなと思っていたけれど、何も言われなかった。
この人たちを信じてついていこうとなって、支援が始まってからも、発達障害のことは何も言われなかったし、聞かれもしなかった。
もしかして、この人たちは〈発達障害〉のことを知らないのではと思ったこともあるけれど、ヒロさんのブログを読んでいたので、「発達障害?そんなの関係ない!!」ということを思い出した。
でも改めて聞いたみた。
「発達障害に関して何か知りたいの?」と逆にスタッフから聞かれた。
「毎日、朝から晩まで色々なことを当事者が体験する中で、当事者の困り感や苦手意識がわかってくる。そのことがとても大切なことなのです。」
「それをなくすことをサポートセンターはしているのですよね。」と言ったら、「なくすという言い方は誤解を招くね。軽減すると言う言い方がより良いかな。」
〈こだわりの強さ〉〈認知の歪み〉〈想像力の欠如〉〈他者とのコミニュケーション能力の弱さ〉
当事者が困っていることは何か ?
それを探り当てて、スタッフと一緒にそれらを克服していく。
そのことがもっとも僕のような人には必要なのです。
最近になってようやくそのことが、よく理解できるようになった僕でした。
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