発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

大学代表で討論の場に!!聞いてないよ!!ブン

 

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違う大学と交流会みたいな行事がありました。

僕は大学内での唯一の日本人ということで、学生会議の場に出る様に先生に言われました。

 

 

「出席するだけで良いのです。」と言われて信じ込んでいた僕です。

ところが!!

なんとディスカッションの場ではないですか。

しかも大学の代表になっているし。

 

 

 

「私たちの国は今後中国とどう関わっていけば良いのか」というテーマまで決まっているじゃないですか。

他の大学の学生はみんな賢そうな連中ばかり。

顔が青ざめました。

 

 

司会者が討論をする人の自己紹介を1人ずつしていきます。

僕の担当教授が、「自己紹介を書いてきてね。」と1ヶ月前に言った意味がわかりました。

 

 

司会者が僕の自己紹介をします。

「日本人から中国の話を聴けるなんて、最高だね。英語が十分話せないけれど、ぜひ参加したいということで先生からの推薦です。」

 

 

「おい!!そんなこと言ってねえし。」

 

 

僕は担当教授の姿を探した。

見つけた。

僕を見て笑っていた。

 

 

「大丈夫、司会の私は日本に留学経験があるので助け舟を出しますから、楽しんでいきましょう。」

と流暢な日本語で話してくれた。

 

 

討論が終わった後は、服が汗でびしょびしょになっていた。

 

 

どうだったかというと。

楽しかった。

 

 

このテーマは授業ですでに書かされていた。

そして、原稿を暗記してクラスで発表する様に言われていたから、討論会でもその通りにやった。

 

 

もちろん、日本人ということで、色々と聞かれたけれど、難しい内容ではなかった。

というより、自分の英語に自信が持てた。

他の学生が話している内容が大まかだけれどわかった。

 

 

これは嬉しかった。

もちろん、司会者が助けもしてくれた。

 

 

僕のできは悪くはなかった。

 

 

自室に帰って青木さんに報告した。

「良かったな。」と褒めてくれた。

「なんか、僕すごいよ。」と口に出して言ってみた。

 

 

笑った。

心から笑った。

そしたら、彼女も笑った。

 

 

生きていて良かったと感じた瞬間。

ありがとう。

生きていることを心から感謝した。

 

 

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