発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

少しずつ変わってきた50代男さん。東大

f:id:smilehousejapan:20191011190454j:plain

目指せ イケメン!!


 

 

50代男さん。

 

彼は30年間自宅にひきこもっていた人。

ほとんど家から出ることもなく、毎日ゲームをしたりテレビを見たりして30年間過ごしてきた。

 

 

「6ヶ月間以上家族以外と交流がない。」というのが社会的ひきこもりの定義なんだが、50代男さんは家族ともほぼ会話がなかったと話してくれた。

 

「ご飯できたよ。」

「お風呂湧いたよ。」

「洗濯もん出しておきな。」

 

 

それ以外の会話はなかったらしい。

僕も30年近くひきこもっていたが、50代男さんとは違って、母親とだけは会話があった。

 

 

会話といってもこんな感じだ。

「東北で大きな地震があってたくさんの人がなくなったのよ。」と震災の状況を報じているテレビ番組を見て母が話す。

「一人でも多くの人の命が救われて欲しいですね。」と僕が答える。

 

 

僕でもこの程度の会話があったのに、50代男さんにはそれすらなかったのだ。

 

 

それがどれほどのことなのか、僕には想像もつかなかい。

 

 

「友達がいなくて寂しくなかったですか?」

4年前に僕は50代男さんにそう聞いた。

「友達なんて、いない方がいいんですよ。気を使って疲れるだけだから。」と50代男さん。

 

 

2年前にMr.Joeに50代男さんがこんなことを聞いた。

「彼女はどうやって作ったんですか?僕でもできますかね。」

それに対するJoeの答えが下記の通り。

 

 

1、清潔であること。

 シャワーを1日1回はあびましょう。

 

2、服は毎日着替えましょう。

 

服はスタッフに選んでもらうのが一番です。

僕たちひきこもりの人たちは、暗い地味な色の服しか着ないから。

 

3、自分が楽しくないと相手も楽しくないですよ。

 

映画を見たり、テニスやサーフインとか、いろんなことをちょっとでいいので、できるようにしておけば、それだけ会話もひろがるし、相手とも楽しめる。

 

4、彼女の為にお金を使うことも必要です。

 

50代男さんは、とてもケチでした。

いつもお金がもったいないからと言っては、色々なことを我慢していました。

 

 

 

 

日頃からスタッフたちに擦り込むように教えられてきた成果がMr.Joeに出ていますね。

 

 

そんなことがあったからか、50代男さんの態度が変わってきたのです。

 

 

 

「服なんか、そんなもんなんでもいい。着ている服で相手を選ぶなら、そんな女性はどうかしている。」と言っていた50代男さん。

 

 

「黙っていても、本当に好きなら思いは通じます。」という自説を説いていた彼です。

 

 

とても勘違いしていた彼です。

それを毎日擦り込むように話して、普通に戻した僕たちです。

 

 

最近50代男さんがこう言ったのです。

「服を買いたいので、女性のスタッフに一緒に行ってもらって、服を選んで欲しい。」と。

 

 

女性スタッフが選んだ服を50代男さんがとって、こう聞いたのです。

「この服着たら、女性に好感度ですかね。」って。

 

 

 

その調子です。50代男さん。

僕は早く彼女を作って、50代男さんに「彼女を作るには・・・」と伝授したいものです。

 

 

 

とにかく、頑張ります!!

 応援よろしくお願いします。

 

 

 

下記バーナーのクリックを押してください。

ご協力をお願いします
日本ブログ村に参加しています。

 

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害へ
にほんブログ村

 

 

いつもご協力をありがとうこざいます。

    1位でいると新しい人たちが訪問してくれます。

          クリックをお願いします。