僕は幼稚園、小学校中退の者です。
中学も、高校も1日も行っていません。
家でじーっとしていました。
親戚の人や祖母が心配してくれて、フリースクールやフリースペースに行ったけれど、一回限りでやめた。
理由は、僕が行く場所ではないと思ったから。
重い障害の子どもたちも来ていたので、僕の行く場所ではないと思った。
ただ、それだけ。
僕は今フィリピンにある大学の1年生です。
毎日の授業についていくことで精一杯です。
でも、朝起きるのが嬉しいです。
学校に行って友達と早く会いたいという気持ちで、学校までの道を急ぎます。
1、所属する場所がある
ひきこもっていた時は孤独でとても辛かった。
2、将来の就職に備えることができる。
大学で勉強すればするほど、ひきこもっていた僕でも可能性は広がるわけです。
3、人と関われる。
毎日、朝から夕方まで一緒にいる人たち。
その人たちとの交流を通して、自分が成長していることがわかるのです。
本日、学校から帰って自室でゆっくりしていたら、携帯のメール着信音がなりました。
「ハロー、ブン。何やっている? 今、仲間と学校の横のスタバにいるけど、今から出てこいよ。みんなが、お前を呼んでいるよ!!」
僕はこの文章を4回声に出して読んだ。
みんながお前を呼んでいる!!
そしてベッドから立ち上がり、シャワーをした。
シャワー室から出て、フリチンで、窓の前に立った。
呼吸を落ち着けた。
そして叫ぶ。
ハッ。
俺はいじめられるような人間じゃない!!
俺はバカじゃない!!
まっすぐに伸びた右腕が的をさす。
俺は⚪️⚪️だ!!
まどから臨む階下を見下ろす。
そして、僕は全速力でスタバに走った。
友だちに少しでも早く会いたくて。
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