バード君のことです。
バード君は今、学校に行っています。
「毎日忙しいけれど、楽しいです。」笑顔でそう答える彼は、中学校から学校に行っていません。
東大さんにブログで文章を書くという約束をしたことをずっーとなんとかしないとと思っていた彼です。
「自由に話してごらん。私が文章にしてあげるから。」と言って話してくれたことを私がここに書き記します。(マル)
〈ここからバード君の話になります〉
正確にいうと、学校に行くのが怖かった。
みんなが僕をいじめるから、それで怖かった。
学校の授業もとても早く進んで行くので、よくわからなかった。
板書をどうすればいいのかわからなかった。
自分のノートに丁寧に書きたかったけれど、先生がすぐに黒板を消してしまうので、パニックになってしまう。
あと、僕はのろいんです。
走っても女子より遅いし、サッカーで僕の目の前にあったボールを蹴ったら、自分のチームのゴールにボールが入ってしまって、みんなから殴られたことがあった。
その時に、蹴ったボールと一緒に僕の靴も一緒にゴールポストに入ったので、先生までもが僕のことを笑った。
それと図工の時間によく怪我をした。
彫刻刀で手を掘ってしまった。
給食でクラスのみんなに配っている時に、食材が入ったBOXを床に落としてしまった。
それで、先生と一緒に違う教室に給食を分けてもらいに行った。
違うクラスの奴らが、僕を指差して笑ったから。
もうダメだ。
もうダメだ。
我慢して学校に行っていたけれど、もう無理。
もう学校に行くのは無理だと思った。
友達も一人もいなかった。
授業と授業の間の時間や給食を食べ終わった後の時間が一番恐怖だった。
クラスの人たちは、仲の良い人たちで、集まる。
僕はいつも一人でした。
それがとても怖かった。
僕はこの世の中でいらない人間なんだという声がしたんです。
なんども、なんども違う!!
違う、違うと打ち消したけれど。
それで、もう学校には行けなくなった。
学校に行かないと決めたら、気持ちが楽になった。
でも、すぐにもっと大きな不安が押し寄せてきた。
親戚のおばさんが、フリースクールに連れて行ってくれた。
でも一回で、行きたい場所では無いとわかった。
そして僕はひきこもった。
学校にも行けない僕。
みんなから嫌われていた僕。
そんな人間は死ぬしかない。
僕は気が狂いそうだった。
助けて欲しいと心から願っていた。
でも誰が、こんなどうしようもない最低なクズ人間を助けてくれる?
世の中そんなに甘くない。
やっぱ、死ぬしかないのか。
そんなことばかり考えていた15歳。
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