発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

人前でお話をすることが回復に繋がる。東大

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〈人前で自分の過去のできごとを話す。〉

これは確かに効果のあるプログラムなのです。

僕自身がこのプログラムを通してその効果を感じましたから。

 

 

と言っても、プログラムをこなした瞬間から突然、〈元気になった〉というわけではないのです。

話した当初は漠然とした気持ちでいました。

 

 

段々話す回数を増やしていくうちに、

 

 

1、自分の過去を整理することができた。

 

 

普段は、自分の過去に触れたくもない僕たちです。

触れなければならない必然がない限り触れることはないです。

できたら、遠ざけていたいことですから。

 

 

そうなんです。

必然なのです。

 

 

 

僕は、発達障害で有名な先生である小栗正幸先生の主催する研修会でもお話をさせていただく機会を得ました。

 

 

 

話を終えて、小栗先生から「必然があれば人はやろうとします。」と言われました。

「どのように必然を作っていくのかが大切です。」

「それも自然な形で作っていくことが大切です。」

 

 

 

なるほど!!

おっしゃってくださったその意味が、その時わかりました。

 

 

 

全てが回復へのためのプログラムなのです。

僕はその回復プログラムに乗っかっただけのような感じに思えました。

いやいや、すごいぞサポートセンター!!

 

 

 

思い出したくもない過去。

普段ですと絶対に思い出さない。

 

 

 

もしかして、思い出さないまま、新たに努力して社会に戻ることができた人もいるかもしれません。

そう思っていました。

 

 

 

 

青木に聞きましたら、「それはないな。」

「でもそういうなら、たいして傷ついてはいないケースでだろうな。」

 

 

 

 

「過去を整理して、それがどういう意味を持つのかを、その人自身が理解しないと前には進めない。」

 

 

 

「絶対に通らなければならない出来事なんだよ。」

 

 

 

2、過去の出来事が自分の人生にどういう意味を持つのか

 

 

それを考える作業をしました。

 

 

「人前で話をしなければならないので、やるのだ。」

 

 

「人前で、恥ずかしいと思っている自分の過去を話すなんて、あり得ないけれど、たくさんの人が何を感じて、どうしたかったのかを知りたがっているので、経験者の僕しか話せないことだから、話す価値はとてもあるのだ。」

 

 

 

話す必然を感じました。

だから、嫌な出来事でしかない過去と対峙することができたのです。

 

 

そして、過去の恥ずかしい出来事を聞いてくださった大勢の人たちが、共感してくれた時、僕の中で化学反応が起きました。

 

 

それはまた、明日お話ししたいです。

 

 

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