僕は言いたいことがありました。
パニックになったんです。
たくさんの情報が頭の中に所狭しと漂っていたんだ。
その1つ1つの情報を僕は処理できなくなっていた。
だから、頭がクラクラして、心臓を鷲掴みにされて、呼吸がうまくできなくなった。
それで、深夜だったけど、青木さんに電話して、助けを求めた。
「呼吸ができなくなって苦しいので、助けてください。」と言ったら、すぐにタクシーを飛ばして僕の住むマンションの部屋までやってきてくれた。
青木さんは、僕のマンション近くに住んでいるサポートセンターのスタッフにすぐに駆けつけるように電話した。
青木さんとの電話を切ってから、スタッフは、5分で飛んできた。
青木さんは15分だった。
本当に「飛んできた。」という表現がぴったりだったな。
サポートセンターのスタッフは、〈国際救助隊〉と表現していた人がいたけど、僕も彼らは国際救助隊だと思っている。
明け方4時に電話して、すぐに駆けつけられますか?
青木さんは爺さんなので、もしかしたら4時頃すでに目覚めていたかもしれないけど。
青木さんが僕を見る目は不安な目だった。
支援している僕に何かあったら大変だからな。
それこそ、死んでしまったら、青木さんや他の支援者や支援を受けている人たちにも迷惑がかかる。
そんなことはわかっている。
苦しかったんだよ。
苦しい。
何が苦しいかっていうと。
世間の無理解。
世間の誤解。
何に対しての無理解、誤解?
〈発達障害〉に関する無理解、誤解。
あのう、今は〈発達障害〉に関する記事が、新聞や雑誌、インターネットのニュースなどに毎日のように出ている。
テレビ番組でも取り上げている。
でも、その取り上げ方が僕にパニックを引き起こす。
おかしいよ。
その取り上げ方はとてもおかしいよ。
変だよ。読後、気分が悪くなるのはなぜ。
ほっといてくれよ、俺たち発達障害者を。
ほかっといてくれたっていいんだ。
頼むから静かにしていてくれ。
ほら、もうすぐ選挙が始まるよ。
そっちに注意を向けてくれよ。
韓国への経済制裁が始まるよ。
これもみなさん興味があるでしょ。
闇営業だって、これからさらに新展開になるかもよ。
頼みます。
どうか、世間のみなさま発達障害のことを忘れてください。
それができないなら、徹底的に何が正しいのかを発信することをしてくれ、マスコミ関係者。
いい加減だ。
こんなんで良いの?
もうとにかくパニックになってしまうんだ。
深夜、僕の部屋に来た青木さんは、看護師の資格を持つスタッフも一緒に連れてきた。
一通りチェックをしてくれた。
そして、青木さんと部屋の外に出て、何やら話し合った。
青木さんが言ったんです。
「ブンさん、息を吐かないと、息は吸えないよ。」って。
今思い返すと、笑けてくるんだな。
「インターネットで、日本に関する記事は読まないことが最善だと思うよ。」
「それか、自分で〈これが発達障害の真実だ〉そんなタイトルで、発信し続けるかのどちらかだね。」
はい、僕が言いたかったことはこれだけです。
まあ、日本にいたら、気が変になっていただろうな。
では、大学入学目指しての猛勉強に戻ります。
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