発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

身辺自立と経済的な自立。マル

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ひきこもっている人たちの自立を考えるとき、2つのことが必要です。

 

 

それは身辺自立と経済的な自立。

 

 

長年ひきこもっていた人たちの多くは、身辺自立にはほど遠い位置にいます。

 

 

その人たちに手取り、足取りゆっくりと丁寧になんどでもできるまで、教えていくのが私たちの支援です。

 

 

そうなんです。

身につくまでなんどでも優しく教えていく必要があります。

 

 

「こんなこともできないのか?」

支援を受けている人がアルバイトに行った時に、アルバイト先の上司に言われたそうです。

 

 

郵便物の宛名を書くように言われて、宛先と自分の住所をどこに書けば良いのかわからないので、上司に聞いたそうです。

 

 

上司は、彼の顔を何度も不思議そうに見つめながら聞いたそうです。

「高校は出ているの?」

「・・・・・・」

 

 

「どちらにしても、こんなことができないなら、アルバイトもできないな。」

 

 

 

サポートセンターの事務所でひどく落ち込んでいた彼でした。

 

 

できないことを1つずつ教えていくしかありません。

「こんなこともできないのか」と言いたい気持ちはわかります。

 

 

でも、できないことを、できるようになれば良いだけです。

 

 

 

「どうしてできないの。」

そんな言葉は必要ないのです。

できるようにしたらそれで良いだけですから。

 

 

1つずつ丁寧にできるまで教えていくのです。

 

 

さて、経済的自立はどうすれば良いのでしょうか。

 

 

お金を稼がないといけません。

企業で働くか、自分で稼ぐかのどちらかです。

 

 

10年、20年ひきこもった人を雇ってくれる会社はまずはないでしょう。

あっても、独り立ちできるような条件での採用ではないですね。

 

 

親亡き後も、1人で生きていけるようにすることは親の役目だと思っています。

 

 

自分で稼ぎ口を探すか、作るか。

年齢がかなり高齢でも、雇いたいと思わせる知識や技術を持っているのか。

 

 

10年、20年ひきこもっていても、経済的自立ができるように親御さんは子どもたちを支えて行かなければなりません。

 

 

私たちは、技術、知識を海外の大学や専門学校で身につけられるように、支援している人たちを導いています。

 

 

5080問題といわれている当事者でも、身辺自立、経済的自立をさせなければならないのです。

 

 

それがとても大変なことでも、私たちは希望を掲げて、彼らと共に歩んでいます。

 

 

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