何度も同じことを書いています。
大切なことだからです。
発達障害の2次障害でひきこもった僕。
僕の状況は、恐ろしく自信がないと言う状況。
そして孤立していた。
同じ世代から孤立していた。
家庭でも孤立していた。
1人で自分の問題を抱え込んでいた。
自分には、できないことが山ほどあった。
誰にでもできないことは山ほどあるだろう。
しかし、僕が感じた不安には、はっきりとした根拠があった。
クラスで集団行動ができなかったのが、自分だけだったと言う事実。
写生をしたり、工作を作ったり、音楽の授業でのリコーダー。
同級生が程度の差はあったけれど、それなりにできたのに、僕だけは全くできなかったという事実。
クラスのみんなの前で恥をかくしかなかった。
恥をかいて、また恥をかいていく。
日々、恥の積み重ね。
思い出した。
給食の配膳の時。
僕はおかずが入った容器を何度か床に落としてしまった。
確か1回落として、担任の先生が違うクラスを回って集めてくれた。
それで、もう1度配り始めたれど、僕は異常に不安になって、手が震えた。
そして、もう一度先生が集めてくれた給食を床にばらまいてしまった。
今度は先生も呆然としていた。
「大バカ野郎君は座っていなさい。先生が代わりにくばるから。」と言ってくれた。
しかし、クラスのみんなは黙ってはいない。
「大バカ野郎。死ね!!お前は死ね。お前がクラスにいるとみんなが迷惑するんだ!!」
クラス中に聞こえる大きな声で言った奴がいた。
「誰でも失敗はするんだよ。人を責めると今度は君が責められるんだよ。」
担任はそう言って僕を庇ってくれた。
「先生、それは違うと思います。誰でも失敗はすると思います。しかし、大バカ野郎君は失敗する回数が、私たちよりもっと多いんです。それが問題だと思います。」
クラスの学級委員で、女子の<インテリ子>さんが、正論を述べた。
クラスのあちらこちらで、僕への公開処刑が始まった。
先生も正論を吐かれるとは思っていなくて、しばらく黙っていた。
先生は目を閉じて黙っていた。
僕は耐えられなくなって、泣いてしまった。
「こいつ涙と鼻水垂らしてやがる。汚ねえな!!死ね。」
僕は一体何回死ねば、みんなは許してくれるんだろうと感じた。
目を閉じていた先生の目から涙がポロポロ落ちていった。
そして先生は言った。
「みんなにお願いがあります。他人を責めたりいじめたり、バカにしたりしないでください。その人がみんなと違っていてもです。それが人として1番大切なことだと先生は思っています。」
その話を聞いて、ぼくはもっと泣いてしまった。
「大バカ野郎君、給食を食べてください。」
「<インテリ子>さん、貴重な意見をありがとう。」
ごめんなさい。
思い出したら泣いてしまいました
本当に、先生ありがとうございました。
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