発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

給食の配膳でミスをした僕に先生は。大バカ野郎。

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何度も同じことを書いています。

 

 

大切なことだからです。

発達障害の2次障害でひきこもった僕。

 

 

僕の状況は、恐ろしく自信がないと言う状況。

そして孤立していた。

 

 

同じ世代から孤立していた。

家庭でも孤立していた。

 

 

1人で自分の問題を抱え込んでいた。

 

 

自分には、できないことが山ほどあった。

誰にでもできないことは山ほどあるだろう。

 

 

しかし、僕が感じた不安には、はっきりとした根拠があった。

 

 

 

クラスで集団行動ができなかったのが、自分だけだったと言う事実。

写生をしたり、工作を作ったり、音楽の授業でのリコーダー。

 

 

 

同級生が程度の差はあったけれど、それなりにできたのに、僕だけは全くできなかったという事実。

 

 

 

クラスのみんなの前で恥をかくしかなかった。

恥をかいて、また恥をかいていく。

日々、恥の積み重ね。

 

 

思い出した。

給食の配膳の時。

僕はおかずが入った容器を何度か床に落としてしまった。

 

 

確か1回落として、担任の先生が違うクラスを回って集めてくれた。

それで、もう1度配り始めたれど、僕は異常に不安になって、手が震えた。

 

 

そして、もう一度先生が集めてくれた給食を床にばらまいてしまった。

 

 

 

今度は先生も呆然としていた。

「大バカ野郎君は座っていなさい。先生が代わりにくばるから。」と言ってくれた。

 

 

 

 

しかし、クラスのみんなは黙ってはいない。

「大バカ野郎。死ね!!お前は死ね。お前がクラスにいるとみんなが迷惑するんだ!!」

クラス中に聞こえる大きな声で言った奴がいた。

 

 

 

「誰でも失敗はするんだよ。人を責めると今度は君が責められるんだよ。」

担任はそう言って僕を庇ってくれた。

 

 

 

 

「先生、それは違うと思います。誰でも失敗はすると思います。しかし、大バカ野郎君は失敗する回数が、私たちよりもっと多いんです。それが問題だと思います。」

 

 

 

クラスの学級委員で、女子の<インテリ子>さんが、正論を述べた。

クラスのあちらこちらで、僕への公開処刑が始まった。

先生も正論を吐かれるとは思っていなくて、しばらく黙っていた。

 

 

 

先生は目を閉じて黙っていた。

僕は耐えられなくなって、泣いてしまった。

 

 

 

「こいつ涙と鼻水垂らしてやがる。汚ねえな!!死ね。」

僕は一体何回死ねば、みんなは許してくれるんだろうと感じた。

 

 

 

目を閉じていた先生の目から涙がポロポロ落ちていった。

そして先生は言った。

 

 

 

「みんなにお願いがあります。他人を責めたりいじめたり、バカにしたりしないでください。その人がみんなと違っていてもです。それが人として1番大切なことだと先生は思っています。」

 

 

その話を聞いて、ぼくはもっと泣いてしまった。

「大バカ野郎君、給食を食べてください。」

「<インテリ子>さん、貴重な意見をありがとう。」

 

 

 

ごめんなさい。

思い出したら泣いてしまいました

本当に、先生ありがとうございました。

 

 

 

 

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