発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

片付けられない僕が片付けられるようになった理由。大バカ野郎

 

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  持ち物全てに住所を与えましょうと支援スタッフに言われた。

 

 

僕は同じ年齢の人たちと比べてできないことが多すぎる。

そしてできないことで困っていることがあった。

その1つが、片付けです。

 

 

片付けることができない。

一日の中で物を探している時間が多いのです。

必要なものが見当たらなくて、イライラしたり、同じものをいくつも買ってしまったり、自分が損をしたことがなんどもありました。

 

 

 

片付けが苦手というレベルではない。

もはや緊急にこの状態をなんとかしないといけないとずーっと思っていた。

しかし、そうわかっていても、どうすることもできなかった。

 

 

 

それで、サポートセンターの支援を受けた時に、スタッフたちが色々と僕の苦手なことや得意なことを調べてくれました。

その中で、僕が片付けが苦手なことを知ってもらったのです。

 

 

 

まず言われたことが、「物を持ちすぎ。」ということです。

必要なものと必要でないものを分けることをさせられました。

大きな段ボール箱を3つ用意してもらいました。

 

 

 

1つ目は、絶対にいらないと思ったもの。

2つ目は、絶対に必要だと思ったもの。

3つ目は、わからない。

 

 

それを2日間かけて自分の持ち物全部を仕分けしました。

仕分けしたものを今度は、スタッフと一緒にまた確認したのです。

 

 

その結果、8割が必要なもので、いらいなものはほとんどありませんでした。

後の2割はわからないでした。

それを見た、スタッフは少し苦笑いしていました。

 

 

 

例えば、旅行会社の店頭にあったパンフレット。

とても綺麗な場所なのでその場所のことを知りたくて部屋に持って帰りました。

僕は絶対に必要なものに入れていました。

 

 


スタッフが「いらないよね。」と言ったので、「後から調べるので、置いておいてください。」と言いました。

「後からはないので、今調べてください。調べたら、このパンフレットはいらいなでしょ。」と言ったのです。

 

 

 

その場で調べて、パンフレットを捨てました。

旅行会社のパンフレットに載っていた写真は、スペインのイビザ島でした。

 

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 壊れた携帯も必要な箱に入れていました。

それも日本の携帯です。

 

 

「今後使いますか。」とスタッフに言われ、「・・・・・・」

「使わないでしょ!!もうとても古いものだから。」と言われて、いらない箱の方に入れました。

 

 

結局僕は何が必要で、何にが必要でないかを判断することができないのです。

それが、僕の問題なのです。

 

 

このようにして、全ての持ち物をチェックしたのです。

 

 

 

事前に男性スタッフが、僕の部屋にやってきて、「見られたくないものは、用意した箱か袋に入れて、〈プライベート用〉と大きく書いておいてください。女性スタッフはそれにはタッチしませんから。」と言ってくれて、助かったと記憶しています。

 

 

 

この整理は、毎週毎にやらされました。

そして、習慣づけられるまで、やらされ続けました。

持ち物を整理することを習慣づけるまでに、僕は1年近く必要でした。

 

 

 

今は毎週やるべきこととして、体が自然に覚えています。

 

 

 

同じようにバッグの中身の整理もやらされました。

これは毎日です。

毎日、大学から帰ってきてから、すること。

 

 

 

用意した箱にカバンの中身を全て取り出します。

そして1つ1つ整理をしていきます。

明日、大学に行く時には僕のバッグは整理され必要なものしか入っていないのです。

 

 

 

こうして僕は苦手な「片付けられない」を克服していきました。

と言いたいところですが、これには続きがあります。

 

 

それはまた明日。

 

 

 

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