発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

16歳の僕はコミニュケーションが取れないので、死のうとした。大バカ野郎

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 卒業した生徒の部屋の返却完了。新しい生徒たちの所へ。

 

 

僕は高校で不安な気持ちが増大していった。

みんなと自分が大きく違っていることがわかった。

 

 

中学と高校では雰囲気が違っていた。

特にクラスの男連中。

 

 

みんな女生徒と平気で話している。

それが僕には驚きだった。

僕にはそれが1番苦手なことだから。

 

 

でもその年齢なら、どの男子生徒も異性に対して並々ならぬ関心がある。

関心があるのにどうしようもできない自分。

落ち込んだ。

 

 

それでも、いつか自分もああなれると思えばいいのだけれど、小、中と低空飛行で来た自分が変われるなんていう希望は一切持てなかった。

 

 

だから、教室にいることがだんだん苦痛になってきた。

授業と授業の合間のわずか10分の時間。

寝たふりをしていた。

 

 

しかし、僕の耳はCIA並みの性能で四方八方の情報を収集していた。

そして、また落ち込む。

 

 

1番苦痛なのは昼食の時間。

クラスにいられなかった。

仲が良い人たちで集まって食べるんだ。

 

 

僕はいつも1人だった。

どうしたら、輪の中に入っていけるのかもわからないまま時間だけが過ぎていく。

 

 

だから、図書館で読みたくもない本を読んでいる振りをしていたり、寝たりしていた。

 

 

そんな高校生活を長く続けられるわけがない。

その日は、朝からひどい土砂降りだった。

雨に濡れるのがとても嫌な僕です。

 

 

誰でも雨は嫌いなんだろうけど、僕は雨に濡れて、冷たく感じたら気持ちが一気に下がってしまう。

そうしたら、落ち着くまで時間が必要。

 

 

学校に行かないと母親がうるさいので、家から出た。

でも満員電車の窓が、人息で曇っている光景を見たら、とても怖くなってしまった。

「もう電車にも怖くて乗れない。」

 

 

そう心の中で呟いた。

近くの喫茶店に入った。

 

 

「あら、高校の生徒さん?学校は?」

「警報が出ていて休校。」と咄嗟に答えた。

 

 

「ねえ、警報が出ているかテレビのニュース見てちょうだい。」と店のオーナーらしきおばさんが、他の店員に聞いているすきに、店を出た。

 

 

雨脚はより強さを増していった。

「死んでしまいたい。」と心から思った。

 

 

「どうせ自分は、この世の中に必要とはされていない人間なんだから、死ぬしかないんだ。」

 

 

そう自分に言い聞かせた。

 

 

踏切まで来た。

踏切の警報が規則正しく音を刻む。

その音に誘われるかのように、僕は線路内に立ち入った。

 

 

 

「もう少しで楽になれるんだ。」

「もう何もかもが嫌になった。」

「全てのものからさようならがしたい。」

 

 

僕は線路内にしゃがみこんだ。

 

 

「もう少しで楽になれる。」

「もう少しで楽になれる。」

なんども、心の中で呟いた。

 

 

 

平安な気持ちだった。

とても落ち着いていた。

 

 

 

突然、強い力で羽交い締めにされて、僕はひきづられて線路内から出された。

 

 

 

 

その時に、頭をコンクリートに激しくぶつけて、気を失った。

 

 

 

 

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