12年前の写真ですか。本当に成長しましたね。
サポートセンターの事務所で電話番をしている私です。
ときには、訪問もしています。
私が対応できる人に限るのですが・・・・・・。
さて、私が登場するということは、いつも書いている人たちが忙しくて、書く時間がないということです。
それで私が書いているのです。
電話番をやり始めて、すでに10年近くたっています。
電話の内容は、ほとんどが相談のお電話です。
私たちの団体には、支援する人をよく知るためのカルテが用意されています。
最初に相談のお電話をいただいた時から、お時間の許す限り、色々とカルテに沿ってお聞きしています。
もちろん、個人が特定されるような情報は、こちらからは聞くことはありません。
私がお話を聞いて、書き込んだカルテを今度は違うスタッフが目を通して、私たちで支援が可能かどうかを判断します。
そして、それが青木などのスタッフに渡り、支援可能かどうかを最終的に判断します。
その後、青木がもう一度、お電話くださった方に話をお聞きします。
こんな流れがあるのです。
さて、私は10年近く相談係をしていて気づくことがあります。
10年で相談内容の中身が変わってきているのです。
10年前では〈発達障害〉という言葉を聞くことはまずありませんでした。
あったケースとしては海外赴任で、現地の医療を受けて発達障害と診断されたというケースだけです。
それも数件程度です。
今は最初から、「発達障害と診断されています。」と言われるケースがほとんどです。
そのあとの内容が多岐に渡っているのです。
「私は食育療法を試みています。」
「アロマテラピー、音楽、動物、ダンス、漢方。」などなど。
「世の中にはいろんな療法があるのだな。」と驚いている私です。
続いて、相談者の方が私に聞かれるのです。
「サポートセンターさんはどう思われますか。」と。
私は答えます。
「わかりません。」と。
本当にわからないのです。
わからないことは、答えようがありません。
中には「是非◯◯療法をやってみてください。」と強く迫ってくる方もいて、返答に困ってしまいます。
私たちがやっていること。
大切にしていること。
そして、そのことで結果が出ていることに私たちは自信を持っているのです。
混乱している人をまずは落ち着かせます。
今いる環境から離すことが必要な場合が多いです。
特に家族との関係がうまくいっていないケースが多いですから。
落ち着いたら、その人に何が起こっているのかを伝えます。
もちろん、言葉で伝えても理解することが苦手な人たちですから、この時点では、そんなにも多くの結果を私たちは求めません。
「こうしたら、今度はうまくいくよ。」とアドバイスをしてあげます。
そのくりかえしなのです。
できないことを出来るように導いてあげたり。
やりきれなかったことを、やり切れるように寄り添って導いてあげたり。
なぜみんなとうまく関われないのかを一緒に考えてあげたり。
要はプライベートでの最善のコーチを目指している私たちです。
そうして、彼らは成長して、やがて社会に戻っていくのです。
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