昨日はバレンタィンディ。
日本では、どういうわけか女性が男性にチョコレートをプレゼントする日となっています。
この風習は世界的に見ても、日本だけだそうです。
フィリピンでは、恋人たちや夫婦が、お互いの愛情を示したりする大切な日となっています。
日本では、クリスマスが恋人たちの日となっていますが、フィリピンでは、クリスマスは家族と一緒に祝うというのが今でも定番なのです。
バレンタィンディの朝は、大きな花束を抱えたサラリーマンや、いくつもの花束をデリバリーしている業者の人たちの光景を多く見ます。
お昼には、どこの美容院も予約客でごった返しています。
街中では、通りに花束売りの人。
夜には、予約したレストランへと向かう車で、道路は異常な混み方をします。
また、お金がない学生たちのデートの定番の映画館もほぼ満席です。
夕方過ぎのスーパーには、人が見当たりません。
この日、フィリピンは愛に満たされた日となるのです。
さて、そんな日。
僕たちサポートセンターの仲間たちは・・・・・・。
彼女がいるグループといないグループで、様子は随分と違います。
彼女がいるグループは2週間前くらいから、この日の門限の延長願いを出します。
そこからいかにして、限られた予算で彼女を喜ばせられるのかと知恵を使います。
数年前に支援していたある青年の場合。
その日彼は、約束の時間に大幅に遅れることを彼女にメールします。
待ち合わせの喫茶店で出会った彼女は、少し怒っています。
そんな彼女を連れてプレゼントの服を選びに行くのです。
自分で選んだ服を手にして、少し機嫌を取り戻した彼女。
お会計を済ませて、店を出たところで、店の従業員から呼び止められます。
「お客様、忘れておりました。あなたの大切な人から、このバラの花束のプレゼントを渡すように言われていました。」
突然のことにびっくりする彼女。
状況を把握するまで、少し時間がかかったようです。
青年はそこまで準備するために、わざと遅れることを演出したのです。
「彼女すごく喜んでくれていました!!」
満面の笑みをたたえて話す彼の顔を今でもはっきりと覚えています。
僕は「ああああ。この感じ、とても良いな。人生を謳歌しなければいけないんだなあ。」
「いいや、僕も人生をこんな風に謳歌したい。」
感情があまり豊かでない僕でも、心がざわついたのです。
しかし、残念ながら今年のバレンタィンディも1人でした。
そんな僕は、ただただバレンタィンディの1日が早く過ぎますようにと心から願うだけです。
来年のバレンタィンディは、良い報告をみなさまにできますように、頑張ります。
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