発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

頭が混乱しておかしくなっていた僕。山田。

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僕には昔のことを思い出すしかなかった。

だってひきこもっているんだから、何も新しいことは起きないわけです。

だから、過去の記憶が連続して頭の中に出てきていた。

 

 

 

良いなと思っていた同じクラスの女の子から「ひとりぼっちになっちゃうよ。」と言われて、僕はそんな人間に思われていると知って、非常に落ち込んだ。

 

 

 

また、クラスの同級生と一緒にいると、いつもいつも、失敗ばかりしてしまうので、とても嫌だった。

僕は出来損ないの人間なんだから。

 

 

 

放課の時間はいつも寝たふりをしていた。

誰かに話しかけられるのが怖かった。

でも話しかけてくれる人は誰もいなかったけれど。

 

 

 

僕だけがひとりぼっちだった。

「1人ぼっちになっちゃうよ。」ではなく、すでにひとりぼっちになっていた。

 

 

時間がたてばたつほど、失敗が積み重なっていく。

みんなの前で恥をかく。

小学校、中学校の正門まで来ると胸が締め付けられそうになる。

 

 

 

「怖い。」

 

 

小学校の4年生ぐらいから死んでしまいたいといつも思っていた。

でも0.1パーセントは生きていたいと思っていた。

だから今も生きている。

 

 

 

母が教えてくれたもう一つのこのブログを読んだら、興奮しました。

「僕だって、まだ大丈夫だ。諦める必要はない。」と感じたから。

 

 

とても興奮して学習机を拳で叩いたり、ベッドの布団を放り投げたりした。

 

 

しかし、その興奮は長くは続かなかった。

ブログに書いてあることが嘘だったら?

いや、嘘に違いない。

 

 

嘘じゃなくても、あそこに書いている人たちは、そんなに大変な人たちではないんだ。

だから、回復しているんだ。

 

それをオーバーに書いている。

もしくは嘘を書いている。

 

 

 

 

そう考え方を改めた。

そうしたら逆にサポートセンターをぶっ壊したくなった。

今からサポートセンター事務所に乗り込んで、灯油をばらまいて火をつけてやろうと思った。

 

 

僕は母が印刷してくれたブログ記事を破り捨てた。

嘘をつかれたことがどうしても許せなくて、「サポートセンターに抗議の電話を入れろ」と母親に命じた。

 

 

 

「嘘をつくお前たちに必ず天から罰がくだる。というセリフを必ず言え、言わないとぶっ殺す。」と珍しく母親に命じた。

 

 

 

「あっ、サポートセンターさんですか、あの今度訪問をお願いしました山田と言いますが、キャンセルお願いします。理由ですか?息子が自分には合わないと言っています。それと息子から伝言があります。『嘘をつくお前たちには必ず天から罰がくだる。』と息子は話しています。ごめんなさい。許してください。」と言って母は電話を切った。

 

 

 

これで事務所に殴り込みに行く必要はなくなった。

あとは、神様が悪を懲らしめてくれることを願った。

 

 

 

僕は嘘とか騙すということが絶対に許せない性格なんです。

ここまで読んだ皆さんは僕は頭がおかしいと思ったのではないですか。

はい、僕も昔の僕は気が狂っていたと思っています。

 

 

 

今の僕はこんなんじゃないですよ。

大きく変わったんですよ。

 

 

 

また書きます。

読んでくださってありがとう。

 

 

 

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