発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

思いきって中学をスキップするという選択肢。ヒロ

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                           はあ?

 

 

僕は小学校から不登校だった。

勉強ができなかった。

授業を聞く努力はするんだけど、先生の話が頭に入らなかったんです。

 

 

運動もダメ。

集団行動もダメ。

だからいじめられもした。

 

 

僕は中学生になったらいじめられなくなるだろうと期待した。

その根拠?

根拠なんかない。

僕の心からの願いだった。

 

 

中学でもいじめられたけど、小学校のいじめとは次元が違った。

暴力、傷害事件にでもなるようなことを、平気で仕掛けてきた連中。

 

 

 

中学は、小学校よりもっとひどいところだとわかった僕は、本当に悲しかった。

期待した分、落ち込みは大きかった。

 

 

今、僕は思うんだ。

中学はまったく行かずに、高校に期待してもよかったのではなかったのか。

 

 

 

中学の3年間で、軌道修正をすればよかったんだ。

そう思った僕です。

 

 

サポートセンターの青木さんにその点を聞きました。

「3年間中学に行かずに、遅れた勉強と苦手な運動を人並みまでに、できるようにできましたか。」

「お願いできたでしょうか。」

 

 

「3年間で良い状態に戻すの?」

「それは無理な話だな。」

 

 

 

「小学校で不登校になるくらい、いじめられていた君は、気持ちがとても下がっていただろう。

そんな君の気持ちを引き上げるだけで、2年間はかかるだろうな。そこから1年間で、遅れた勉強と運動と、コミニューション能力を高めて欲しいと言われても、僕にはできないな。」

 

 

「僕の場合は、特別悪かったですよね。」

「そこまで悪くない人たちはどうですか?」

 

 

「すでに小学校で、周りとうまくいかなくなった人たちが、わざわざ中学に行って、もっと悪くなる必要はないんじゃないかと思うんです。」

 

 

「確かにそう言えるけど、みんなが行く中学校。」

「義務教育の中学校に、自らの意思で行かないという選択をするのは、難しいんじゃないかな。」

 

 

「でも、中学を回避するという選択肢はあるでしょ。」

「確かにあるな。」

 

 

「だったら、高校もスキップしてしまって、大学勝負はどうですか。」

「現実的ですか。」

 

 

「結局、ヒロさんは日本の大学には適応できなかったと思うよ。」

「やっぱり、海外の大学しか選択肢はなかったとと思うな。」

 

 

「だから、おれほどではない人はどうですか。」

「そういう選択肢をとる人もいるよね。」

「その人にそれがあっているなら、それでいいんじゃないかな。」

 

 

「でも、大学って、だれとも関わらなくても、勉強して単位だけ取れば卒業できるよね。」

「でも、それでは意味がないんだ。」

 

 

「人と関わらずにいると、結局、就職でつまづくことになるんだよ。」

「そういう人、多いからね。」

 

 

「それと小、中、高は、なかなか支援には結びつかないよね。」

「自分自身がよくわかっていないからね。」

 

 

「だから、思い切って、環境を変えるための海外の方が、効果は大きいと思うよ。」

 「できる人はそうすればいいんじゃないかな。」

 「でも、日本でも考えられる支援はあるよね。」

 

 

明日はそれを考えてみます。

 

 

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