20年間僕は1人で過ごしていました。
これが僕の運命なんだと諦めていました。
3年前に突然僕の家を訪問してくれた人がいました。
その人が色々とお世話をしてくれることになりました。
少しの間日本でいろんなことをしていましたが、ある日海外に出かけてみないかと誘われました。
海外でボランティア活動をするから手伝ってと誘われたのです。
でも、20年間ひきこもっていた人間がボランティア活動なんかできるはずがありません。
実際のところは、言われたことをしていただけです。
ボランテア活動って自立している人たちができることです。
そんなに甘くないですよ。
そんな状況でもこどもたちの笑顔が見られてとても嬉しかったです。
それでしばらくの間はボランティア活動をしていました。
日本では考えられないことですが、友達ができました。
僕は気の利いたことを話すことができません。
他の誰かと一緒にいると不安になります。
僕がおかしいと思われているんじゃなかいと不安になるからです。
でも、フィリピン人の友達はとても優しいです。
僕の会話のスピードに合わせて話してくれるからです。
それは僕が英語をうまく話せないことを知っているからです。
とてもゆっくりと僕の返事を待ってくれます。
日本の中学校の時と比較すると大きな違いがあります。
中学の時、同級生たちの話はマシンガンのようでした。
とても怖かったです。
とてもじゃないがついていくことができなかった。
お世話になったダイビングショップのオーナーは韓国人でした。
1年間毎週お世話になりました。
だから親近感が湧いて、僕の過去を話しました。
そしたら、韓国でも「社会的引きこもり」が大きな社会問題になっていると話してくれました。
オーナーも「ワタシノエイゴオカシイね。」と笑っていました。
それで、僕たちはたどたどしい英語で相手が話し終えるのを待って会話をしていました。
サーフィンを1年間しています。
世界的に有名なサーフィンのスポットがフィリピンの小さな島にあります。
そこが僕の滞在場所です。
素敵な波を求めて世界中からサーファーが来られます。
周りの目を気にせず下着姿でサーフィンをする65歳のデンマーク人夫婦。
売れないフォトグラファーはマレーシア人。
毎年家族づれでやってくるのはフランス人家族。
強烈な個性派スペイン人のレズビイアンカップル。
酒ばっかり飲んでは踊っている陽気なドイツ人。
「キャノン、ニコン、ソニー」と僕の顔を見ると絶叫するのはカメラ好きなアメリカン。
僕は彼らの中にいるととても平安を感じるのです。
「みんな違っとるやないか!!ハァ」
僕のマイペースの英語を丁寧に聞き取ってくれる。
「お前、オカシイぞ。病院に行けよ!!」
中学2年の時にたくさんの同級生がいる前で僕にそう吐き捨てたA君。
「そうなんだよ。僕はみんなと違うから。だからもう学校には来ないからね。みんなに迷惑はかけないから。」
そう心の中で呟いた中学2年。
今わかったんだ。
僕はおかしくないんだよ。
おかしいのはあの時あの場所にいた同級生たちなんだ。
彼ら全員に言いたいな。
「君達も一度海外で暮らしてごらんよ。」
「自分たちと違う世界があることに気づくよ。」ってね。
僕は頑張りたい。
幸せになりたいから。
ヒロさんが僕に言った。
「俺ら幸せになるために生まれたんですよ。ひきこもったり、悲しむために生まれたんじゃない。みんな幸せにならなきゃいけないんだ。」
とても良い励ましをもらったな。
ありがとう、ヒロさん。
そしてたくさんのコメントをくださったみなさん。
応援をありがとうごさいました。
少し忙しくなるのでブログがかけなくなります。
どうか僕のことを忘れないでください。
ありがとう。
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