発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

仕事やめることにしました。ヒロ

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14年前16歳の俺。修学旅行に行けなかったので、スタッフさん達と沖縄に。

 

 

 

自分の将来を考えた。

そしてわかったことは、「自分の道は自分で切り開いて行くしかない。」ということだった。

 

 

僕にはたくさんのかけていることがある。

もちろん人より秀でている部分もあるが、それ以上にかけていることが多い。

だからもっと自分を成長させたいと思った。

 

 

働きながら自分を成長させることもできる。

しかし、今の僕にはそれはとても難しい。

お金をもらっているから失敗できないのだ。

 

 

そんな緊張した環境の中に置かれた自分はどうなるのだろう。

パニックの連続で職場の同僚達に迷惑をかけるのが目に見えている。

 

 

 

もちろん、そんなことはわかっていたから、リゾート地での小さなレストランのマネージャー職を選んだんだ。

そこで頑張ろうと一旦は腹をくくった僕です。

 

 

しかし、考えたんですよ。

もっと自分を伸ばしてから、社会に出るべきだと。

その方が、社会で失敗する確率は少なくなる。

 

 

 

まだ30だ。

もう30だ。

 

 

色々な考えが僕の頭をよぎる。

で、はっきり言えることは。

 

 

「社会に必要とされる人間になりたい。」ということ。

 

 

 

大学を卒業してからいくつかの会社の面接に望んだ。

事前にサポートセンターのスタッフ達から徹底的に練習をさせられた。

面接官がこう尋ねたんだ。

 

 

 

「ヒロさん、他の人にないあなたの強みはなんですか」って。

 

 

「1つのことを徹底的に責任を持ってやり抜く力が、他の人以上に備わっています。」

 

 

練習させられた通りに言ったものの、言った本人が自信がなかったんだ。

 

 

会社が求めているものを僕が身につけているならば、僕はその会社で必要となる。

だからたくさんの力を身につけたい。

しかし、すでに学生生活は終わってしまった。

 

 

これからはもう失敗は許されないのだ。

 

 

どうすれば良いのか?

考えが1つにまとまった。

そして以前お世話になったスタッフ達にまずは相談してみた。

 

 

 

みんなとても驚いていた。

僕がまさかそんな決断をするなんてと!!

 

 

スタッフの親玉が、「そのまま青木さんに報告して相談してみればいいよ。」

「きっと青木さんは驚くけれど、ヒロさんを応援しようとしてくれるよ。」

 

 

腹が決まった。

 

 

僕は青木さんにメールを入れた。

「かねてより、考えていた僕の将来のことですが、自分の考えがまとまりましたので
僕の話を聞いてください。」

 

 

「今からでもいいよ。」との返信。

 

 

僕は生唾をゴクリと飲み干し、脇の下にデオドランドをもう一度塗り直し。

お口チエック、鼻毛チエック、靴下匂いチエックを完了して、青木さんの部屋のドアをノックした。

 

 

明日に続きます。

 

 

 

 

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