発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

子育ては難しい?それとも難しくない? ヒロ

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ヒルマさんと言う僕たちをサポートしてくれている人がいます。

 

 

どうも医療の世界で仕事をなさっていた方のようで、専門性を兼ね備えた人です。

まあ、すごい人なのです。

 

 

「答え一発、ヒルマさん」とハゲが言います。

大昔、テレビCMで流行ったものに「答え一発カシオミニ」というものがあって、それにあやかってハゲが言ったのです。

 

 

確かにヒルマさんの手にかかれば、お子さんの子育てに頭を抱えている親御さんのケースも「答え一発」で解決してしまうような気がするのです。

 

 

おいらでもヒルマさんがおっしゃっていることがわかって来ました。

 

 

なんでかというと、僕が書いているこのブログは何度もおんなじことを書いているので、ヒルマさんの解説も同じになっているという次第です。

 

 

「子育ては簡単なんですよね。」と僕が青木さんに問いかけました。

「青木さんに子どもがいたら、全員、問題なく育ちますよね。」とよいしょした。

 

 

 

そしたら、青木さんは横に首を振った。

「自分の子どもを育てる自信がない。」と言った。

 

 

「はあ?」

「あんた、30年間ひたすら子どもの支援に取り組んで来た人なんだろ。」

「何千人の人を回復させたんだろ」

 

 

「それは謙遜というやつなんですか」と俺。

「お父さんはいつも120%で子育てをしていた。」ってぼくに子どもがいたら、言いそうだな。

「うざかった」ってね。

 

 

「そうか、青木さんは支援界の修造なんだ!!」

 

 

「自分の子どもを育てることと、他人様のお子さんを支援することは同じじゃないんだ。」

 

 

「子どもと距離をとって、冷静にお子さんを見つめてください。そしたら必要なことがわかって来ます。」って言っているけれど、多分自分にも言い聞かせないといけないんだろうな。

 

 

「ああああああ」と俺は思い出したんだ。

サポートセンターのスタッフ達、ほぼ全員子育て失敗しているわ。

 

 

AさんもBさんもCさんもスタッフの子どもは不登校だった。

家庭内暴力をしていた子どもいたな。

 

 

で、みんなサポートセンターに連絡をとって、支援してもらって、今は社会に戻っている。

 

 

そのことで、サポートセンターの支援の力を信じてスタッフにみなさんなったんだから。

 

 

「子育ては難しい?難しくない?」

 

 

僕は時々、ご両親の要請で面談に同席することがあります。

 

 

どのお母さんも涙を流して、「子どもの笑顔を見たい。」とお話しされます。

子育ての記録を聞いていますと、「本当にみなさん大変な中を生きていらっしたんだ」と深いため息をついてしまう僕です。

 

 

 

「もしもし、サポートセンターですか?あの、子どもからひどい言葉を投げつけられて、どうしていいのかわからないんです。助けてください。」と電話する俺がいるな。

 

 

ハゲがため息と同時にそう吐いた。

 

 

「うーん。」

 

 

また明日。

 

 

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