発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

フィリピンで今月から学校に通った4人の人たち。ヒロ

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    ヒロウ、コンパイ。シカシ、ゲンカイヲ トッパセヨ。

 

 

ぼくは今、日本にいます。

 

 

就労ビザが下りるまで、日本に滞在しています。

アルバイトをして、お金を貯めようと考えていましたが、サポートセンターのお手伝いをしていますので時間がありません。

 

 

まあ大変お世話になったわけですから、このくらいは恩返しの一部です。

 

 

フィリピンでの支援の現状をいいますと、この6月から4人の人が新しく学校に通いはじめました。

4人とも「程度の悪いアスペルガー」と診断されています。

僕と同じグループに所属する人たちです。

 

 

海外の学校に通学といいますと、正直大変です。

 

 

1、言葉が理解できない。

多くの人は1年間英語の勉強をした後に学校へ進学となります。

しかし、それでも授業で先生が話す英語のスピードが半端ないです。

 

 

よく聞き取れて2割程度。

 

 

だから焦るんですよね。

ICレコーダーで授業を録音して、帰宅後に聞き返す。

みんなそうします。

 

 

 

はい、そんな時間はございません。

毎日信じられないくらいの宿題が出ます。

それでいっぱいになってしまいます。

 

 

授業がわからないまま、毎日進んでいく。

帰宅後は宿題を提出するのにいっぱい。

 

 

でも授業を理解しないと、全くついていけなくなる。

さあ、大変です。

困りました。

 

だんだん、気がめいいって来ます。

不安が大きくなっていきます。

不安がまた別の不安をよびこみ、とうとう身動きができなくなる。

 

 

特に僕たちは定型発達の人たちとは違うから余計に状況は深刻化してしまいます。

 

 

で、そうならない為にサポートセンターはどうしているのか?

な、な、なんと!!

 

 

 

スタッフも支援している人と同じ大学に入学するのです。

そして隣同士に机を並べるのです。

同時通訳をしたり、休憩時間にさらっと要点だけを教えたりします。

 

 

帰宅後、サポートセンターのスタッフは、支援している人と同じ家かマンションの違う階に住んでいますので、夜遅くまで、宿題を共同で行うのです。

 

 

す、す、すごすぎるぜ!!

そこまでやるか、サポートセンター!!

 

 

ここまでやるので、英語が1でした程度の悪いアスペルガーな彼も見事に大学を卒業できたのです。

彼とは、僕のことですが。

 

 

いや、いや「そこまでするのかサポートセンター」

まじ感動もんだぜ。

 

 

1人、1人に合わせた支援。

 

 

「オーダーメイドの個別支援こそが、希望を失った彼らを元気づけることができるのです。」BY ハゲ太郎

 

 

さて、さて、そんなフィリピンに新しい人たちが来月も、再来月もやって来ますぜ。

大丈夫だ!!

 

本当に心の底から言えるんだ。

「まだ希望はあるんだ。」って。

 

 

だって、僕がその証拠ですから。

先生、いつもの言ってあげてください!!

 

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また明日。 

 

 

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