サポートセンターのスタッフとの話し合いは毎日持たれていました。
つまり毎日僕の頭の中を整理してもらったというわけです。
これはとてもすごいことだと今になって思うのです。
自分専属の有能な秘書がいる様なものです。
僕以外に僕のことを世界中で一番知っていてくれる人。
そんな人がすぐそばに毎日いてくれたら、最高です。
怖いもんなんか何もないんだ。
僕は時間をかけてだんだんと落ち着いていきました。
そして母親とのことをもう一度スタッフと話し始めたのです。
僕が大学3年になった時から母とのことをもう一度思い出す作業をスタッフと開始しました。
最初は思い出すことでとても感情的になりました。
1番辛かったのは母親が全てで、他に相談する人がいなかったことです。
このことが僕の不安のもっとも大きな部分だったのです。
そこに医者が介入してくれて少しはホッとしました。
しかし、医者は基本的に診察時だけの間柄です。
母の僕への支配は続きました。
「医者からも色々と注意を受けた。」と母は言っていましたが、言うだけで僕に対する態度を改めてはくれませんでした。
僕には妹がいます。
僕が中学の頃に小学生だった妹に母親のことで相談したことがあります。
妹はこう言いました。
「はい、はいと言って勉強だけ頑張っていればいいんだよ。あとはほかりっぱなしなんだから、あの人は。」
でも僕は妹の様に頭の中を切り替えて勉強に専念することはできませんでした。
時には僕をかばい、僕の盾にもなってくれたりもした妹でした。
妹は本当に頭が良いと思います。
母親との関係改善をするために1年間スタッフと話し合いをした中でわかったことは、母親と適切な関係を結ぶことは無理だと言うことです。
その上で、自分が母親に謝罪するべきことを明確にして、母親に謝罪の手紙を書くことにしたのです。
自分が母親を傷つけてしまったことを謝罪しました。
そして、本当は心からおかあさんに甘えたかったこと。
おかあさんから褒めてもらいたかったこと。
おかあさんはいつも笑顔でいて欲しかったこと。
そうできなかったのは、僕がダメな子どもだったからで、おかあさんは悪くなかったこと。
どうか僕の過ちを許してください。
でも心配しないでください、僕は決して実家には帰りませんので、僕と再び会うことはもうないと思います。
今まで僕を育ててくれてありがとうございました。
最後はどうしてか涙が溢れて手が震えて書けませんでした。
僕はおかあさんに心から愛されたかった。
欲しいのはそれだけだった。
そのことがわかったのです。
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〈サポートセンターからのお知らせ〉
ご相談を多くいただいております。
とても感謝なことです。
しかし、かぎられたスタッフでの運営で、十分なご相談の日程を確保できずにおります。
今回ご相談期間を1週間とし、この機会にできるだけ多くの方々へのご相談を計画いたしました。
どうぞご検討の程よろしくお願いいたします。
対象は、不登校や引きもりになっている15歳から50歳までのお子さんをお持ちの保護者の方です。
支援地域は日本国内であればどこでも訪問いたします。
発達障害診断の有無は関係ありません。
このブログを読まれて、私たちの支援に関心を持たれましたら、是非相談会にご参加ください。
一緒に支援を考えましょう。
1、まずはこのブログ「発達障害な僕たちから」に目を通してください。
2、興味を持たれましたら、下記の番号にお電話ください。受付時間は毎日、朝9時から夜12時までです。
名古屋事務所 052-564-9844
事務所が繋がらない時 090 7308 8145 青木携帯
担当者が簡単なご質問をいくつかさせて頂きます。
その後面談日時をその場で決めさせて頂きます。
また、お聞きしましたメールアドレスにカルテを送ります。
カルテに記入されましたらサポートセンターに送り返してください。
カルテ記入は、かぎられた時間の中で、有効な手立てを相談の場で、ご提案させていただくためのものです。
事前に私たちスタッフが当事者の情報を元に支援策を考えます。
当日はご本人のお写真をご持参ください。
写真は当日拝見させていただくだけで、その場でお返しします。
〈4月18日(水)午前9時の時点での空き状況です。〉
当団体は個人情報に関して以下のことを厳守しています。
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