発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

入院して落ち着いた人がいます。 俊介

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訪問していた人が入院しています。

僕たちは訪問しながらその方の状況をつぶさに観察しています。

 

 

その結果、教育よりも医療の支援を優先するべきだという結論に達しました。

青木もほんの少しですが関わった上で、その結論に達しました。

 

 

ご両親と毎月面談をしている中で、毎回病院のお話をしてきました。

 

 

 

ご両親の言い分は、今まで医療に何箇所診てもらったけれど、何も進展がなかった。

だから、僕たちの「もう一度医療に繋がってみてください。」という意見にはあまり乗る気ではなかったです。

 

 

 

「今までの病院はご本人さんに合わなかっただけだと思います。もう一度評判の良い病院にかかってみたらどうでしょうか。」とお話しましてもなかなか、首を縦に振ってもらえませんでした。

 

 

「その前に、色々と試してみたい。」とのことで、僕たちが訪問を繰り返し、説得をし、前に進む具体的なことを進言してきました。

自立の為に、名古屋に部屋を借りられもしました。

 

 

青木はその上で「自立できるような状況ではないです。」とはっきりとご両親に説明しました。

 

 

「とにかく、一度◯◯病院に診てもらってください。僕たちはあの病院を信頼しています。」と強くご両親にせまりました。

 

 

「このままでは、ご本人さんの時間が無駄になってしまいますし、何か問題を起こしたり、問題に巻き込まれたりする不安もあります。」

一生懸命青木は説得してきました。

 

 

 

そうしてようやく、今年に入り、病院に行かれてそのまま入院となったのです。

 

 

先日ご両親にお聞きしたところ、「状態は良いので一度ご本人に会って見ますか」と担当医から言われるまでになったようです。

 

 

とても頑なな彼が・・・・・・。

その病院を勧めた僕たちもにわかには担当医のその言葉を信じられないのです。

そんなにも変わるのか?

 

 

確かに以前支援していたあの人は変わった。

あのように劇的に変わっているのだろうか?

いや、変わっていてほしい。

 

 

どれだけご両親が長い間彼のことを想い、心を痛め涙したことか。

 

 

退院後は自立ホームに入居し精神的自立を目指す彼です。

名古屋に住民票がないと、実家近くの自立ホームになってしまいます。

 

 

「それは、また家族に依存することになりますので、住民票を名古屋に移した方が良いですよ。ご依頼があれば、また私たちは、訪問支援ができますので。」とご両親に進言させていただきました。

 

 

「さあ、変わる時がきたんですよ。」

「あなたの人生を謳歌しましょうよ。」

 

 

この春とても嬉しい僕です。

 

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