僕にはできないことが山ほどあった。
スタッフは、何ができないのかを調べて、1つずつ整理しました。
そして僕に教えてくれました。
スタッフが僕と一緒に学校に通いました。
学校にいる間、スタッフがズーッと見ているのです。
僕が変わるためだと自分に言い聞かせていましたが、四六時中監視されている様で、あまり気分はよくなかったです。
スタッフと一緒にボランティア活動もしていました。
僕には、僕だけの仕事を与えられました。
「与えられた仕事をどの様にこなしていくのか」
これもまた観察です。
あるときは、生まれてから、今までのことを根掘り葉堀りという感じで聞かれました。
これは、ついこの間まで続けられていました。
どれだけ僕のことを知るつもりなのか。
でもこれだけしてもらったおかげで、ぼくのリアルな実態が把握できたのです。
僕自身も、スタッフの教えてくれたことを通して、自分のことが見えてきました。
自己理解というらしいです。
何かをさせてみて、初めてその人のことがわかるのです。
発達障害の診断テストの様なものがあるそうですね。
あれ以上の正確さでリアルなその時の僕がわかるのです。
今になってよくわかります。
そのことで僕は冷静に自分を見つめ直すことができたのですから。
はっきり言って、ぼくたちの様なグループの人たちは、自分でなんとかしようとしても、まず無理だと思います。
色々と試してみても、結局時間とお金を無駄に使うだけですよ。
ぼくたちに必要なのはメンターなのです。
先ゆく仲間でもあります。
そんな人たちと出会えたらいいですね。
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