発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

ヒロさん2日間自宅に帰らず サポートセンター

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  空港は海外に出稼ぎに行く人たちでいつも混んでいます。

 

 

青木と社長さんとヒロさんの3人で話し合いましたが、ヒロさんが突然大声をあげたので、青木と社長さんは部屋から外に出ました。

 

 

ヒロさんを1人にさせて落ち着かせるためです。

 

数分後、突然ドアが激しく開かれて、ヒロさんが部屋から飛び出していきました。

そのままどこかへ行ってしまいました。

 

 

青木は社長さんに失礼をお詫びして、他のスタッフに事情を説明した後、次の仕事に向かいました。

 

 

その日、ヒロさんは自宅に帰って来ませんでした。

メールで「今晩は友達のところに泊まります。大丈夫です。早まったことはしません。」という内容が担当スタッフに届きました。

 

 

次の日もヒロさんは、自分の部屋に帰って来ませんでした。

「数日、時間をください。」とのメールが来ました。

「わかりました。」と短く返信をしました。

 

 

なぜ、もっとたくさんの優しい言葉をヒロさんにかけないのかと疑問に思う方達もいらっしゃると思います。

この状況ではたくさんの情報を与えない方が良いのです。

 

彼は自分で考えているのです。

 

 

その環境を作ってあげるためには、私たちからの更なる情報は必要ないのです。

自分で考えることが今のヒロさんにはとても大切なのです。

 

2日後、夕飯前に突然、担当スタッフに「今から帰ります。着替えてから、青木さんに会いに行きます。」とメールが届きました。

 

 

「青木さんには、すでに約束はしてあります。」とのメールがその後、すぐに届きました。

 

 

私たちスタッフは、「突然、他人を訪問するのではなく、必ず約束をしてからいきなさい。」とヒロさんによく言っています。

きっとまた、そう言われるのを察知して、メールをしてきたのでしょう。

 

その状況から、ヒロさんは落ちついていると判断したスタッフ達です。

 

すぐに担当スタッフは青木と連絡を取り、今後の打ち合わせをしました。

 

 

青木との話し合いは、サポートセンター行きつけの食堂で行われました。

お店のご好意で、開店1時間前から使わさせてもらいました。

 

 

まずは食事を食べさせてから話合いをします。

そうすることがヒロさんにはとても良いのです。

 

 

食事を終えて、話し合いが始まりました。

終始、落ち着いて青木との話し合いは進みました。

 

 

まずは、ヒロさんから先日大声をあげて、部屋から飛び出した件について、謝罪と説明が青木にされたのです。

 

 

大声を出したことにはちゃんとした理由があったのです。

もちろん、よくないことなのですが。

 

 

明日に続きます。

 

 

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