発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

親と子どものすれ違い ジュン

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父親は同じ言葉を僕に何度も言いました。

 

 

「いつになったら真面目に将来のことを考えるんだ。」

僕は毎日毎日、どうすればいいんだとそのことばかりを考えていました。

 

「何が不満でひきこもっているんだ。」

不満があってひきこもっているのではなく、不安だらけで怖くて外に出られないだけなのです。

 

 

「小学生みたいに朝から晩までゲームばかりして。」

ゲームでもして気を紛らわせないと、気が狂いそうになったから。

 

 

誰かが言った。

「どうして親と子どもはこんなにすれ違うのか。」

 

父が口を開くたび、僕の怒りは増して行きました。

僕は部屋の扉を足で蹴りやぶり、自分の椅子を壁に投げつけ壊すまでにエスカレートしました。

 

 

そしてとうとう父親にまで手を出してしまいました。

父親に怪我を負わせてしまったのです。

 

 

今、僕は家族と離れて1年近くたちます。

離れて、落ち着いて過去のことを振り返ることができるまでになりました。

今なら父親のことを受け入れられます。

 

 

ぼくは何を怒ったのか。

ぼくがひきこもった理由を、父が理解しようとしなかったことです。

 

今ならわかります。

父にはそれができなかったのです。

できない人に怒りをぶつけるのは間違っていますよね。

 

 

母親も理解できなかった。

 

 

青木さんに聞いたところ、30年間の支援生活の中で出会った親御さんで、理解できた親御さんはほんのわずかだということです。

 

 

「サポートセンターは、ご両親への支援はしていません。」ということです。

それは両親と子どもとは同時に支援できないからだそうです。

 

 

なるほどとぼくは思いましたね。

 

 

以前、サポートセンターの仲間の誰かが書いた文章で、フランス人の親子とのことがかいてあったけど、それは僕の理想でもあるな。

 

 

もっと言えば、親と子どもの理想の形ですよ。

 

 

でも、日本人にはそれはとても苦手なことなんだろうな。

なんか寂しいことだけれど。

 

 

でも僕は子どもとの関係をよくしたいと思っていますよ。

父親とうまくいかなかった経験を元にして、子どもともっとよりよく接したいのです。

 

 

とりとめのない文章になってしまいました。

 明日も書きますのでよろしくお願いします。

 

 

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