発達障害な僕たちから

発達障害と診断された、ヒロ・アオキとその仲間達が日常生活での生きづらさや奮闘を素直に綴っていきます。よろしくお願いします。

アスペルガーな俺に新幹線の切符の買い方を教えてくれたスタッフ ヒロ

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     生きていくの辛いですね。
 

 

スタッフが僕に謝った。

「新幹線の乗り方を教えていなかったね。わからないのも当然だよごめんなさいね。」

 

 

それで駅が空いている時間にスタッフが僕を名古屋駅に連れて行ってくれた。

そして新幹線の切符の買い方をマシーンを使って教えてくれた。

 

 

俺は正直怖かった。

名古屋駅に行くよ。」とスタッフにうながされて足がすくんだんだ。

でも追い立てられるように俺は名古屋駅に降り立った。

 

 

お昼前の名古屋駅はまた違った表情だった。

朝の通勤時間と違ってゆったりとした時間が流れていた。

たくさんの音もなくなっていた。

 

 

スタッフと一緒に新幹線の切符売り場に行き、マシーンの画面を覗き込みながら、スタッフが説明してくれた。

ゆっくりと1つ1つ確認しながら教えてくれた。

 

 

俺は後ろに長蛇の列ができはしないかとビクビクしていた。

思った通り俺たちの後ろにサラリーマンが立った。

俺はたちまちフリーズしてしまった。

 

 

それに気づいたスタッフが後ろのサラリーマンに言った。

「すみません。今こどもに新幹線の切符の買い方を教えていますので、時間がかかってしまいます。ごめんなさい。」

 

 

スタッフがそう言うとサラリーマンは僕たちに軽く会釈して違うマシーンの後ろに並んだ。

 

 

「子どもなのか俺は。」

少しプライドが傷ついた。

しかし、この手は使えると思った。

 

 

困った時には「僕はハンディがあります。」や「ぼくは障害者ですからご迷惑をおかけしてごめんなさい。」と先に周りの人に謝ってしまえば、落ち着いて物事をこなしたり、見たりできるな。

 

 

そういえば、色々なステッカーのようなものが出回っていると聞いたことがある。

 

 

「私は◯◯です。」と自分の状態を周りに気づいてもらうためのものです。

とても便利だとは思いながらもぼくはそれを使う気はしない。

 

 

 

やっぱり恥ずかしいからな。

ここぞという時だけ使いたいな。

いつもいつもそれを周りに示すのは、やっぱ恥ずかしい。

 

 

なんどもなんども新幹線の切符を買う練習をした。

JR東海の駅員さんが僕たちの所に来て「何かお困りですか?」と聞いてくれた。

とても優しい聞き方だった。

 

 

「すみません。子どもに切符の買い方を教えています。」

「そうですか、わかりました。」と言った駅員さんの表情には微笑みがあった。

 

 

おかしい。

「お前は死ぬべきだ。」と言う声が聞こえない。

「新幹線なんか乗るんじゃない。」と言う声も聞こえない。

 

 

自分1人で切符が買えるまで30分ほどですんだんだ。

「ヒロさん、あなたは1人で香港の郊外や中国の地方都市に行けるんだよ。」

「私は少し怖くて行けないな。」

 

 

「でも、きっと1度行けば、次からは大丈夫。」

「知らないことは私でも少し怖いけどね。」

 

 

「でもやれた。できた。と言う経験がたくさん積み上がって行けば、知らないことでもきっとできる。大丈夫じゃないかって思えるんだよ。」

 

 

僕は神妙にスタッフの言葉に耳を傾け、東大さん直伝の「聞いたことはその場でメモ帳に書く。」を実践した。

 

 

その日はどっと疲れて、直ぐに寝た。

 

 

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