30年ひきこもっていても頑張れば誰かの役に立てるんだという体験。
アメリカンボーイのビザの件でマニラに行って欲しいと言われたんだ。
しかし俺は断った。
「なぜ行かないの」とスタッフが俺に聞いたんだ。
俺はしばらく黙っていた。
そして重い口を開いた。
「テロがあるから。」
「マニラでテロがあるってどうしてわかるの」とスタッフが聞いてきたんで答えた。
「テレビ番組でやっていた。」と答えたら、スタッフがその番組を探し出してきて、スタッフと俺と一緒にもう一度見直した。
「フィリピン政府は今後マニラやセブといった大都会にテロリストが潜伏する可能性があるので警戒をすると言っています。」
「このニュースを見てマニラにいくのが怖くなったの」とスタッフが聞いてきたんで、「そうだ。」と答えた。
「テロリストにあって命を落とすのが怖いんだ。」と重ねて言った俺だ。
「怖いんだね。」
「◯◯さんは怖くないんですか」とこちらから聞いてやった。
「私は、マニラでテロリストにあうという不安はないな。」
「むしろ日本で車を運転していて貰い事故をするんじゃないかって思う方が強いな。」
「あのテレビ番組のニュースキャスターは『かもしれない。』と言っていたんだよ。」
「はっきりとした情報があるわけではないんだよ。」
そんなこんな話を色々とされてわかったことは、おいらはすぐに不安になつてしまうという特徴です。
変な予言が流行った時はその予言を信じて怖がっていた過去を思い出します。
中学の時に脇がとても臭い同級生がいました。
ワキガ菌というのがあって、それに触ると1週間以内にとても脇が臭くなると、クラスの秀才タイプの子が言っていたんで、それを信じていた俺です。
で、そのワキガ菌を持っている子に触れてしまった俺は感染者となってしまったので、みんなから排除されてしまいました。
家に帰って、母親に、今すぐに病院に連れて行って欲しい、さもないと家族全員が強烈な腋臭を放って、大変なことになってしまうと真顔で訴えたんだ。
それはその後、ワキガ菌の存在と触っただけでうつるというデタラメを確認するために、わざわざ皮膚科を3件受診したんだ。
そうしておいらの不安は消え去ったというわけ。
「こんなふうな感じ。」読んでいてくださる親御さんのお子さんにも当てはまったりしませんか。
大変ですよ。
ほんと大変。
そんな大変さを気付かさせてくれたスタッフに感謝ですが、そんな感謝よりおちこみの方が大きくて、疲れ切ってしまったんです。
なんなんだ。
このバカさは。
「なんでそうなるの」と思わず欽ちゃんになってしまう俺なのだ。
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