イメージ写真です。
アスペルガーと診断されている16歳の少年。
僕は彼をアメリカンボーイと名付けた。
いつも口癖のように「アメリカに行くんだ。」と言っているから。
アメリカンボーイのことは下記の文章で色々と書きましたんで、一度読んでおいてください。
smilehousejapan.hatenablog.com
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そのアメリカンボーイの現在。
はい、休みながらも学校には行き続けています。
学校が嫌なわけではないんです。
彼の特性が学校に居続けることを妨げているんです。
その特性とは。
1、音の問題
2、教室の環境の問題
3、授業の問題
4、英語の問題
俺が把握していることはこのくらいです。
俺は支援者ではないので、全てのことを教えてもらっているわけではない。
でもアメリカンボーイの学校を選ぶときに、日本からわざわざ休みをとってお父さんが調べに来たんです。
日本の高校ではほとんうにうまくいかなかったので。
でこのお父さん、まじ、尊敬です。
おトイレに入り、匂いを嗅いで便器の汚れをチエックしていました。
俺はその後ろ姿を見たとき、これが親の子どもへの愛なのかともう少しで泣きそうになってしまいました。
「これなら◯◯は大丈夫かな。」
「◯◯は喜ぶだろうな。」
あかん、今思い出したら涙がでたわ。
親はありがたいです。
俺も親孝行しないといけないな。
話を元に戻します。
授業の問題は授業時間が長いこと。
これはどうしようもできないな。
フィリピンのルールで決まっているんだから。
英語の問題は特性うんぬんというよりもやるしかない。
絶対的な時間数を確保すれば誰でもできるようになる。
教室の環境というのとは具体的にいえば床がつるつる滑るのが嫌らしい。
その解決策としては、決められた黒い皮靴から登山靴のような靴底に滑り止めがしてあるものを使用する。
しかし、ごっつい登山靴みたいなのはフィリピンにはあるんだけれど、普通ぽくて滑らない靴を現在日本で探している最中です。
またグループに別れての授業が多いフィリピンです。
グループに別れてしまうと皆んなのテンションが高くなって自然と超うるさくなる。
特にこフィリピンは日本の比じゃないほどせうるせえ。
鈍感ボーイな俺でも教室から逃げ出したことがあるくらいだからな。
大変なんだ。
でもっとも決定的なこと。
それはやはり音。
フィリピンは騒音の国。
多くの日本人はこの音でやられてしまう。
何を間違えたか、リタイアした後にフィリピンを選んでしまったご老人たちがその音に人生の楽園をあきらめさせられてしまっている現状がある。
決定的な写真を俺は見た。
アメリカンボーイがしゃがみこんで、両手で耳をふさいでいる。
もう一枚は、窓越しに遠くを見つめるアメリカンボーイの写真。
だれが撮ったかって?
サポートセンター名古屋のスタッフがアメリカンボーイのクラスの学級委員にお願いして、彼の様子を逐一写真に収めていてくれるんです。
ありえねえ。
ありえねえって。
アメリカンボーイの学校での様子が全てわかるなんてありえねえ。
凄いぞ!!
凄いぞ僕らのサポートセンター!!
まじ尊敬。
だからデジタル耳栓を手配しました。
また明日。
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