発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

程度の悪いアスぺな俺、飲食店で見習いをします。 ヒロ

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過去、学校が長期の休みに俺が任せられた仕事は飲食店。

調理師として働いた。

もちろん調理師の特訓を徹底的にやらされた。

 

 

でも俺がつくる料理は唐揚げのみ。

唐揚げだけやれば良いと言われたんだ。

それは俺の特性にとってはとても良かったことなんだ。

 

 

 

店の営業時間は午前11時から2時までの前半。

お昼休みを挟んで、後半は午後5時から10時までの営業。

 

 

後半担当の俺の出勤時間は午後3時から11時まで。

俺は料理には関心があった。

そして、唐揚げだけ作ればよいと言われたからとても嬉しかった。

 

 

何をすればよいのかよくわかると俺は安心する。

何をすれば良いのかよくわからないと、不安になる。

不安な気持ちはやがて大きくなる。

 

 

大きくなった不安が俺を失敗への道へと導く。

 

 

だから、「唐揚げだけを考えればいいんだ。」はとてもわかりやすかった。

しかもその唐揚げだけを徹底的に2週間100回くらいやったんだ。

 

 

日本から調理師を呼び寄せて徹底的に教えてもらった。

またその調理師は俺たちのような発達障害の人たちに対しての理解がある人だったので俺は良い気持ちで練習を終えた。

 

 

それにとても励ましてくれたんだ。

「筋が良いね。」と言われたんだ。

「頑張れば腕利きの料理人になれるかもしれない。」

 

 

「1つのことを徹底的に極めなさい。」と我が師は俺に言葉を残して日本に旅立った。

 

 

そして、俺は見習いとして店にたつことになる。

店に立つ前に、家で店の様子再現して、スタッフがお客さんになって俺は練習させられた。

 

 

また、何度も何度も店の様子を見に行き、その場で色々とスタッフから指導を受けた。

そのくらいしないと程度の悪いアスペルガーな俺はやっていけないんだ。

 

 

頭の中で、いろいろな場面を想定した。

その時にどうすれば良いのかを何度もいや、何十回も反復練習させられた。

そうしてのぞんだ現場。

 

 

とても疲れた初日。

「本当にやっていけられるのか俺にはわからない。」

その日の日記にはそう書かれていた。

 

 

 

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